茶道具『 桜文 黄瀬戸鉢 加藤唐三郎造 在名「唐」』共木箱 瀬戸焼 黄瀬戸 菓子鉢 古美味


寸法は、径19×高さ15.3cmです。
加藤唐三郎の作品、黄瀬戸の鉢です。底裏に「唐」の在名です。
状態は非常に良好で、美品です。
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【参考】黄瀬戸の魅力
黄瀬戸は、桃山時代に作られた美濃焼で、黄色を呈したものが基本です。
実は美濃で作られたことが明らかになったのは、美濃古陶の研究を行った陶芸家、荒川豊蔵(1894〜1985)や加藤唐九郎(1897~1985)などが発掘や調査を行った昭和初期です。愛知県の瀬戸窯と岐阜県の美濃窯は地理的にも近く、古くは瀬戸焼と一括りにされていました。このため、黄瀬戸と名前に「瀬戸」がついているのです。
黄瀬戸は、桃山時代から江戸初期が絶頂期で、それ以降作られなくなりましたが、昭和初期に荒川豊蔵や加藤唐九郎らの発掘で再び注目され、淡い黄褐色の釉薬と、素朴でつつましい雰囲気、端正で落ち着きのある造形に 人気があります。