エメコ/emecoのビンテージ キャスターチェア
デスクチェアの紹介です。エメコは1944年にペンシルヴェニアで設立。
第二次大戦の間はアメリカ合衆国政府から潜水艦や船の上で使用する、海水や潮風に強いチェアの開発・製造を受注
事業を拡大しました。中でも「No.1006」はネイビー・チェアという愛称がつくほど普及しました。
それは77段階もの様々な工程を経てようやく完成するものであり、エメコのアルミ加工技術の高さを体現するものでした。
1990年、Philippe
Starck/フィリップ・スタルクがニューヨークのパラマウントホテルの改修時にネイビー・チェアを採用したことで
再び脚光を浴び始めます。2000年、スタルク自らエメコのためにデザインを申し入れ、以降、アルミニウム製の椅子や
ハドソンチェアなどの新作を次々と発表。その後はグッゲンハイム美術館の設計をした建築家のフランク・O・ゲーリーをはじめ
多くの有名デザイナーがエメコ社のアルミチェアをデザインしています。またエメコ社は環境問題への関心も高く
リサイクルアルミニウムを使った椅子やスツールなどを多数展開し、近年ではコカ・コーラ社とコラボレートした
ペットボトル再生資源100%のチェアなども発表しています。1点1点熟練工によって丹念に作り上げられるチェアは
彫刻的なフォルムとぬくもり、存在感を放ちます。ニュートラルな風貌はクラシックからモダンまで、どんなインテリアシーンにもマッチします。
こだわる空間造りにオススメです。
<コンディション>
ビンテージ品ですのでキズやスレなど使用感はありますが、ご使用に問題のあるダメージはありません。ウレタンに劣化あり。
<付属品>
画像のものですべてです。
<サイズ>
約幅700×奥行700×高さ790-890/SH420-520mm
伝票NO.r5f8102F