京焼名工 三代高橋道八 (幕末~明治) 桐紋章入桃山御本茶碗【華中亭道八陶印有り】窯キズ有り、箱無し


京焼名工三代高橋道八の晩年作と思われる桐紋章入り桃山御本茶碗でございます。

薄造りの赤土に灰釉を掛けた小さ目の茶碗ですが土の柔らかな時に押された紋が

上から見ると三等分(外に二ヶ所、中に一ヶ所)バランス良く押されています、中の印は湾曲面に捺す時に

外側から指で押さえた為、中央部だけ土が盛り上がって見え、

外の景色は五線譜の楽譜状に釉薬が流れ溜りリズム感が有ります。

高台中もヘラ削り痕が残り、三代華中亭道八の陶印が捺されており

高台回りに、くし削りによる波紋がアクセントと成っています。

         ※高台中,外共に経年による汚れがございます

         ※箱は付いていません


本体寸法 :  口径 12cm  高さ 5.7cm  高台径 4.5cm   重さ185g  

※素人採寸の為、多少の誤差がある場合がございますので、予めご了承ください。

※状態は写真にて確認の上(光の当たり具合で多少の変化が出ます)ご入札をお願いいたします。