【送料込み】 ゴッドファーザーDVDコレクション
・あまりにも有名な作品ですが、よく考えたら、私は暴力的な組織を描いた作品で、
基本的に好きじゃない事に気づいてしまった作品。
・最初の頃は、音楽と共に結構楽しんでいたのですが、自分達の私利私欲で動くだけの
かられの存在って、いらないなあ~~ と思ったらもう見れなくなった。
・20世紀に残したい作品には、必ず選択されているんですけど・・・こういうのを作れる自由も
大事なんでしょうが、人を殺して・・・うーん、やっぱり、好きじゃないというか、
嫌いです!!!!
・好きな人には悪いけど・・・・じゃあ、買うなよ というところで、手放します。
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内容案内(Amazonより)
その長い回り道の、時には輝いた映画人生をとおして、フランシス・フォード・コッポラは、数多くのすばらしい作品と欠点はあるが文句なくおもしろい作品、
そしてコッポラがまったく見えないというだけでも観る価値のある一握りの失敗作を残している。それでも、やはりコッポラは映画『ゴッドファーザー』を監督
した男である。これからもそうだろう。彼は自分が作ったシリーズに支配され、決定されている。この逆転写は、恐らくほかの監督には体験できないものだろう。
コッポラは「ゴッドファーザー」を作りっ放しにしておけなかった。だから、15年後に戻ってきて2部作を3部作に作り替える。
あるいは、初めの2作品を時系列的に編集し直してビデオ用映画の『ゴッドファーザー・サガ(伝説)』にするのである。
映画『ゴッドファーザー』は悪徳漢とその大家族と大組織の(本来ならば勧善懲悪の)物語、現代のシェイクスピア劇である。コッポラはあえてこの映画を
叙事詩として、そして、ためらうことなく悲劇的に描いた。ここでは、殺人が立派なビジネスになっている。
第1作は、豪華な配役と構想において、ひときわ完成度の高い作品である。 マフィアの世界に入ったマイケル・コルレオーネ、父から譲られた権力、
呵責(かしゃく)なき敵の殲滅(せんめつ)。そのすべてをコッポラは、観るものに息をのませる確信で語っているのだが、実はこれは序章にすぎなかった。
2年後に、キューバ革命の間に権力と影響力を増大させていくマイケルと、貧しい移民居住区から身を起こした父の物語を重ねた映画『ゴッドファーザーPart2』
が作られた。コッポラにとっては前より大きな賭けで、それだけに物語構成は念入りに練られた。そして最後の孤独の中の絶望は完全に報われたのである
(自分の運命を見据えて、飢えたように突き進む切れ者で野心家のマイケルを、アル・パチーノがこれ以上ない見事さで演じ切っている)。
『ゴッドファーザーPart3』は金目当てだったと言う人もいる。しかし、これは価値ある終章である。テンポが緩いのではない。コッポラは枯淡(こたん)の辛抱強さと非情さで、償いをしようとするマイケルの周りに、過去の罪を降らせているのである。(Bruce Reid, Amazon.com)
レビュー
[1]監督・脚本: フランシス・フォード・コッポラ 原作・脚本: マリオ・プーゾ 撮影: ゴードン・ウィリス 音楽: ニーノ・ロータ 出演: マーロン・ブラント/アル・パチーノ/ジェイムズ・カーン/リチャード・カステラーノ/ロバート・デュヴァル/スターリング・ヘイドン/ジョン・マーレイ/リチャード・コンテ/アル・レッティエリ/ダイアン・キートン/アベ・ヴィゴダ/タリア・シャイア/ジャンニ・ルッソ/ジョン・カザール[2][3]製作・監督・脚本: フランシス・フォード・コッポラ 原作・脚本: マリオ・プーゾ 撮影: ゴードン・ウィリス 音楽: ニーノ・ロータ 出演: アル・パチーノ/ロバート・デ・ニーロ/ジョン・カザール/タリア・シャイア/リー・ストラスバーグ/マイケル・V.ガッゾ/G.D.スプラドリン/リチャード・ブライト/ガストン・モスチン/トム・ロスキ/ブルーノ・カービーJr./フランク・シヴェロ/フランチェスカ・デ・サピオ/モーガナ・キング/マリアナ・ヒル[4]製作総指揮・監督・脚本: フランシス・フォード・コッポラ 製作総指揮: フレッド・フックス/ニコラス・ケイジ 原作・脚本: マリオ・プーゾ 撮影: ゴードン・ウィリス 音楽: カーマイン・コッポラ 出演: アル・パチーノ/ダイアン・キートン/タリア・シャイア/アンディ・ガルシア/イーライ・ウォラック/ジョー・モントーニャ/ジョージ・ハミルトン/ブリジット・フォンダ/ソフィア・コッポラ/ラフ・ヴァローネ/フランク・ダンブロージョ/ドナル・ドネリー/リチャード・ブライト/アル・マルティノ/ヘルムート・バーガー/ドン・ノヴェロ/ジョン・サヴェージ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
三部作を見直してみると、そこに貼り付いている陰鬱な影の暗さに、あらためて驚かされる。おそらく監督のコッポラは続編など作るつもりはまったくなく、アメリカ創世記の記憶をかろうじて実感できる最後の世代のひとりとして、一つの時代の終わりを記録しようとしたのではなかったか。そしてもはや広がりようのないものとして、物語の中にそれを封じ込めようとしたのだと思う。しかしその成功によりコッポラは、終わらせようとした何かの延命に図らずも手を貸すことになってしまった……。そんなコッポラの戸惑いと苦悩が『~II』『~III』を、より陰鬱なものにしているのではないだろうか。\このボックス・セットには、3時間30分を超える貴重な資料映像が収められたボーナス・ディスクが付いているのだが、それだけではなく、各ディスクの副音声で、コッポラ自身の興味深い画面解説を聞くことができる。『ゴッドファーザー』ファンだけでなく、フィルム・メイカーを目指すすべての人にとって、必聴の解説である。 (樋口泰人) --- 2002年01月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)