サイズ：1600×920mm
厚み：6.1mm
密度：90万/㎡
重量：3.15kg
生産地：バルーチ
ベースカラー：赤、白、黒、茶
状態：全体的に美しい経年あり、パイル良好、リブ若干のダメージあり、フリンジ良好、ヨレなし
製造年：1950年代 - セミアンティーク
商品番号：176
商品について
1950年代にバルーチの職人によって織り上げられたセミアンティーク絨毯です。1600×920mmのコンパクトなサイズは、ソファ前やダイニングにさりげない存在感を与え、空間に温かみと深みを添える一枚です。
ヤムートギュル文様が特徴的なデザインです。格子状に配置された八角形モチーフが規則正しく並び、その中に小さな星形や十字形のモチーフが配置され、幾何学的なリズムを生み出しています。この文様は、ペルシャ絨毯に古くから伝わる保護と繁栄を象徴するモチーフとして知られています。深紅の背景に白と黒のラインが鮮やかに映え、茶色のアクセントが彩りを加えています。全体のバランスが美しく、空間に落ち着いた雰囲気を醸し出します。
ボーダーにはジグザグパターンと直線パターンが連続する幾何学模様が施され、深紅と黒の配色が全体に調和と美しさを加えています。バルーチの伝統的な意匠が感じられるデザインは、時代を超えた魅力を持っています。
ベースカラー
深紅を基調とした色合いは、空間に温かみと気品を与え、伝統的な美しさを引き立てます。白と黒がヤムートギュル文様の輪郭や細かな模様に繊細に配され、深紅とのコントラストが文様の立体感を引き出しています。茶色は八角形モチーフの中に散りばめられ、彩りを添えるアクセントとなっています。経年による色褪せが深紅をやわらかな色調に変化させ、セミアンティークならではの味わい深い風合いを生み出しています。ボーダーの幾何学模様では白と黒が細やかに織り込まれ、歴史的な趣をより一層際立たせます。
特徴
バルーチの伝統が息づくこの絨毯は、ヤムートギュル文様が織りなす幾何学的なリズムが特徴です。格子状に並ぶ八角形モチーフが、深紅の背景に鮮やかなコントラストを生み出し、ソファ前やダイニングに敷くことで空間に穏やかな調和と温かみをもたらします。白と黒、茶のアクセントが深紅の中で彩りを放ち、空間に活気と奥行きを与え、日常の暮らしに落ち着きと豊かな雰囲気を与えます。
上質なウール素材がもたらす柔らかな手触りと、草木染による自然な色合いが、職人の手仕事の温もりを感じさせます。