推定万博出品作 瀬戸焼 奇陶軒 川本桝吉作 精製特別作 染付色絵シギ文花器 7/8(火) 終了
1873年に開催されました『ウィーン万国博覧会』では
瀬戸焼からは今作の作者で在る『川本桝吉』も出品を果たし
受賞の名誉を獲ております事でも有名ですが
そんな『川本桝吉』の作例の中でも今作とは
特別な作品にしか入れられない『精製』の在銘と共に
シギが甲殻類を捉える見事な構図が描き尽くされた
一見するだけでも何かしらの博覧会への出品作
で在ろうと言う事が容易に窺い知れます
紛れも無い最高峰の傑作品と成っております。
余談では御座いますが1876年のパリ万国博覧会では
川本桝吉が出品した『染付の額』が精妙過ぎた為に
現地の関係者が『今作は磁器では無い』として疑い
破砕して真偽を確かめたとの逸話も遺っております。
(時代)
明治期
(寸法)
高さ(30.2cm)
横幅(26.0cm)
重量(3065g)
(状態)
至極当然なる僅かな擦れ等は御座いますが
それ以外には特筆すべき箇所の無い
無傷完品レベルと成っております。
当店では全ての作品に完璧なる美術梱包を施します故
過去18年間に及ぶヤフオクでの販売実績の中でも
破損事故は一度も御座いませんので御安心下さい。
今作の終了日は7/8(火)です。