MILES DAVIS   マイルス・デイヴィス   SATURDAY NIGHT IN PERSON   国内盤 紙ジャケ


一言で言うと隠れ名盤。
テナーがハンク.モブレーだか、ピアノがウィントン.ケリーだかで、60年代のあのバンドへの変遷期と思われているから
無理かもしれない。ウィントン.ケリーはマイルスに「ヤツは煙草の火だ。火なくして煙草は吸えない」って言わせたのだ。
リズム隊は振りまくり。的グルーヴ警戒(ってリズムセクションは同じだから当然か)である。いけないの。だが、実は
60年代の連続のライブ.アルバム群とも選曲はかなり被っているのだ。その意味では、60年代のフリー.ブロウイングス
タイルの原点とも言えるかな。マイルの凄さは、同時代の他の作品を聴いて比べてその凄さが分かるという作品だけで
すが、本作は初心者にも負けず劣らずが伝わるアルバムです。


1 ウォーキング


2 バイバイブラックバード


3 オール・オブ・ユー


4 ノー・ブルース


5 バイバイ(テーマ)


6 愛、あなたを見つけました


7 そうだね、その必要はないよ