ショトル・ミュージアム●光の魔術師―エミール・ガレ 鈴木 潔【著】 小学館 1999
ショトル・ミュージアム●光の魔術師―エミール・ガレ 鈴木 潔【著】 小学館 1999
●緊急のお知らせがある場合がありますので、必ず自己紹介欄をお読みください
●中古。並品。古書相応の経年変化(ヤケ、スレ、カビあとなど)があり、新本の状態ではありません。製本のイタミ、破損ページ、書込みなどにつきましては極力点検しておりますが、見落としあればご容赦ください。
●1999年版。発売時定価~1,600+税円
●アール・ヌーヴォーの天才ガラス芸術家・エミール・ガレの未発表作品を含む世界中に所蔵される名品150点余を紹介。さらに、これまで謎とされてきた黒いガラス「悲しみの花瓶」シリーズ誕生の秘密も初公開。
19世紀末フランスの地方都市ナンシーに生まれたエミール・ガレは、高級ガラス器販売店を経営する父のあとを継ぎ、経営者とガラス作家という二つの顔をもって、自らの理想を実現しようとする。手作りで芸術性の高い製品をなるべく安価で提供し、人びとの生活を豊かなものにしようという願いだった。最初は従来のオーソドックスな歴史主義のデザインや、中国・日本・アラビヤなどの国々の異国趣味的デザインの製品を作っていたが、やがてあるきっかけにより突然黒いガラス「悲しみの花瓶」シリーズを作り始める。1889年のパリ万博に発表されたこのシリーズは、従来の単にきらびやかで鮮やかなガラスの美しさをくつがえすような、革命的ともいえるデザインのものだったが、描かれた花や虫など自然の風物に託された象徴性によって、人びとの深い感動をさそい、高い評判を獲得した。こうして今までにない独自の作風をうちたてたガレは、やがて器体と文様が一体化するよう「究極のガレ」とも呼べる境地に到達する。 本書は彼の芸術と生涯を、未発表優品も含め世界中に所蔵される極めつき名品でたどる。
内容説明
森の奥に息づくいのち、艶やかに咲き誇る花、一瞬の生命を燃やしつくすように乱舞する虫たち…世紀末フランスの天才ガラス芸術家が創り出した、光と影と複雑な色彩によるもうひとつの自然世界。世界初公開も含め、150点の極めつき名品でたどるガレの生涯と芸術。
目次
図版(ガレと象徴主義―自然界の生命が象徴するもの;ガレの「悲しみの花瓶」―この世の悲しみは、黒い影のようにあらゆる事象に寄り添う;ガレと歴史主義―遠いむかしの物語りに耳を傾ける;ガレと異国趣味―遙かな国からやってきた面白いデザイン;「究極のガレ」と栄光の遺産)
文(エミール・ガレの芸術と生涯)A5ペーパーバック127ページ
●国内送料は別途記載のとおりです。
事故の際補償のつかないものもあります。
☆発送手段が変更となる場合があります(送料の過不足精算はご容赦ください)。
●海外発送についてはご相談ください。EMS,Air/SAL/Surface mail for overseas.
←他にも多数出品中。ぜひご覧ください。
●複数ご落札の場合は日にちをまたがっていても一括発送します。
●お支払いは、Yahooかんたん決済のみです。
●ご返品はお引き受けできません。
●絶版となった古書は定価より高価格で出品、落札となる場合があります。参考のため発売時定価を表示しておりますので、熟慮の上ご入札ください。
●評価はご要望のある方のみお付けいたしております。