*「読めたよ 定家さん! あなたの意図が 百人一首 不思議の世界」文庫 2015/4/1 卜部 良 (著) 文芸社 157ページ RPM03124SA3
2015年初版1刷。小口の上下方向中ほどに線状の傷。本文良好
室町時代の二条家歌学の理想を示すものとされる『小倉百人一首』。飛鳥時代の天智天皇から鎌倉時代の順徳天皇まで、百人の歌人の和歌をほぼ年代順に一首ずつ選んだものとされる。しかし、異質撰歌集であったゆえ、長年、様々な疑問や仮説が提示されてきた。本書は、藤原定家が込めた意図を配列、そして時代背景等から読み解く。新視点で、それぞれの歌人に込められた暗示を明らかにした。