| 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 |
| 室町後期 天正頃 約450年前 |
| 義助孫 |
| 刀 銘 島田住広助 |
| 法量 | 説明 | |
| 長さ 反り 元幅 元重 茎長 重量 | 40.0cm 0.3cm 3.2cm 0.61cm 11.6cm 331g | 鎬造、庵棟、身幅広く、反り浅くつく。鍛は、板目肌に、杢目・流れ肌交じり、地沸厚くつき、地景入る。刃紋は、互の目に、丁子刃交じり、湯走り・飛び焼き・棟焼きなど頻りに交じり、足入り、沸深くつき、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛り、匂口明るく冴える。帽子は、直ぐに小丸、先掃き掛ける。茎は、生ぶ、先入栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔一。ハバキは、銀着二重。 島田広助は、義助の子で、義助・助宗とともに島田三傑とたたえられ、特に上手である。二代広助は、初代の子で名を村瀬金左衛門といい、駿河守を受領、天正頃に活躍している。この刀は、身幅広く3.2cmある平身の脇差で、華やかで覇気溢れる皆焼を焼き、地刃明るく冴える傑作である。 |
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