西独 DUAL/Lorentz CL11 LorentzユニットLP1326採用バージョン ペア !
【1】概要:
・1960~70年代にDUAL社により制作されたブックシェルフスピーカー、CL11のペアです。
・この当時のDUAL社はLorentz社(SEL)と提携があり、ユニットはLorentzから提供を受けていました。
・このシステムには有名な大口径のLP1326が使用されています。
・このユニットはLorentz, Graetzなど多くのシステムに使用されているもので、音の良さで知られるユニットです。
・小型のエンクロージャーに大型のユニットを組み合わせるEC特有の設計手法です。
・主観ですがこれにより低音から高音までバランスの取れた素晴らしい音を聴くことができます。
・能率も高いので中小出力真空管アンプにも最適です。
・外装は小さな傷が複数ありますが、ユニットの状態は非常に良いです。
・おしゃれな空間にもジャストフィットします。
【2】システム:
「システム仕様」
・型式:DUAL CL11
・インピーダンス:4Ω
・定格入力:6W
・エンクロージャーサイズ:幅=196mm、 高さ=300㎜、奥行=133mmです。
・エンクロージャーの型式は、多孔裏板に布を張り付け少し負荷をかけた後面部分開放型です。
・型式:DUAL/SEL Lorentz、LP1326
・口径:13cm×26cm
・コーン:超軽量
・エッジ:フィックスド
「全体の状態」
・全体に小さな傷がありますが、ビンテージとしてはまあまあの状態です。
・ユニットは大きなダメージはなく、コーン、フレーム、マグネットともにきれいです。
【3】音:
・以下は主観ですのでご承知おきください。
・クラシックの弦には抜群の対応を示します。
・欧州系のピアノトリオは透明感があり奥行きが出る再生です。
・ボーカルは絶妙な表現をきかせてくれます。
・音は本格的なHi-Fiです。
・当時のビンテージの本格的な音を楽しめます。
【4】ほか
・ブログ
下記記事は2025年1月発売予定の「究極の小型ビンテージスピーカー」の原稿の一部を抜粋したものです。
第1章 ビンテージEC小型システムの魅力とセッティング
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/37537090.html
第2章 聞き比べセッション-3人のマニアの感想集
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/37537262.html