オークション初の【重要美術刀剣指定】古刀『古備前正恒』太刀、無鑑査研磨の先生に研磨依頼・極上研磨済み


* * * この商品案内は、大きい画像を70枚程度まで増やせる
いめーじあっぷを使用しました。 (無料)* * *
素人写真の為、この刀の素晴らしさ、凄さを表現できないのが大変残念です。本刀は私が本物として以前購入しました。色々調べましたが本重要美術品の法律がすでに停止となっていますので、素人の私が調べる術はありません。文化庁で6ヵ月程前に3ヵ月程かけて調べてもらいましたが当時の書類 が残っていないので分かりませんとの事です。私が購入時以前の所有者の方からお聞きしました所、所有者様のご先祖が所有していた時は重要美術品の証書(本証書)と付属書類があったということです。又日刀保の鑑定書もあったが、昭和の戦争の為、殆どが消失した。残ったのは本刀と証書のみですとの事です。その後遺産を相続された方は相続税支払のため、刀に興味が無かったので売却するあくまで私は本物と思っていますので、この度、無監査の研磨の先生に極上研磨をしていただきました。3ヵ月程かかりました。金額は45万円でした。当オークションには滅多に出ない重要美術品古備前正恒太刀です。当方は素人の為、それ以上の詳しい詳細は分かりかねます。正恒は、平安時代後期に備前国で活動した古備前を代表する刀工「正恒」が作刀した太刀です。備前国は、国宝や重要文化財に指定されている刀剣のうち、約半数を産出した日本刀の聖地です。古備前派を代表する刀工としては、正恒の他に「友成」がいますが、正恒の作風は友成と比較して地鉄が詰んで美しく整っていること、樋彫がないのが特徴。なお、正恒は古備前派の中でも在銘作が最も多いため、その作の多くが国宝や重要文化財に指定されています。5点の国宝を筆頭に重要文化財が13点、重要美術品が15点と破格の評価を受けている最高位の名工である。本刀は、踏ん張りのある太刀姿で、腰反りが高く、中鋒/中切先で猪首ごころ、地鉄は板目肌よく詰み、地沸が細かに付き、刃文は小乱れ丁子交じり、足、葉がしきりに入り、小沸がよく付いているのが特徴。わずかに鍛えキズがあります。正恒銘の太刀は徳川美術館の他、文化庁が所蔵する作など複数ありますが、いずれも正恒の特徴がよく現われる逸品です。 本作もこれに匹敵する見事な正恒です。どうぞ末長く家宝として大事に受け次いでください。本刀は磨上ですが、当初は2尺5寸程度の見事な太刀であったと思われます。 体配 種類…刀 長さ…67,9㎝ 反り…2,2㎝ 目釘穴…4個 銘文… 正恒 元幅…3,2㎝ 先幅…2,0㎝ 元重ね…0,7㎝ 先重ね…0,5㎝ 刀身重量…750g 鎬造り・中反り・ 庵棟・帽子・ふくら枯れる中切先・地蔵から乱れ込み掃き掛ける 刃紋・沸出来よく、砂流しが見られ派中働き盛んな小互の目乱れ・地鉄・小板目肌、杢目 交じり肌立つ。 入札後のいかなる理由でも入札の取消は致しませんので、慎重な入札をお願い致します。 ご不明な点がありましたら必ず事前にご質問下さい。質問の回答にお時間を頂くとは思いますが、当方の分かる範囲でお答えさせて頂きます。本刀は依頼品の為、落札後のキャンセルはお受けしませんので、写真をよく見ていただき十分慎重な入札をお願いします。 尚、落札後の質問とクレームなしでお願い致します。骨董品ですので神経質な方は入札をご遠慮下さい。入札、落札された場合は商品画像、商品説明、質問の回答にご納得頂き、取引条件にご同意頂いたものとさせて頂きます。落札より48時間以内にご連絡が取れ、3~4日間程度で商品代金を入金できる方のみご参加下さい。商品を受け取りましたら銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、その刀剣類が登録されている都道府県教育員会へ「所有者変更届を20日以内に郵送」して下さい。変更届は同封します。 商品の状態や付属品に関しては画像でご確認の上、各位にてご判断下さい。落札後の商品に関するご質問はご遠慮下さい。 落札者様のご都合による返品は一切受付けておりません。評価新規の方からのいたずら入札が多く発生しております。評価新規の方は事前に質問にて 必ず入札意思をお伝え下さい。 「参考」 【重要美術品等認定物件は、1933年(昭和8年)公布の「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」により、歴史上、あるいは芸術上で特に重要な価値があると日本国政府(文部大臣)に認定された美術品のことを指します。この法律が制定されるきっかけとなったのは、1921年(大正10年)、日本を代表する貴重な絵巻物であった「吉備大臣入唐絵巻」(きびのおとどにっとうえまき/きびだいじんにっとうえまき)が海外へ流出したこと。この当時も「古社寺保存法」に基づいた国宝指定物件であれば、日本国外へ持ち出すことは禁止されていました。しかし、未指定の文化財については、日本国外への持ち出しを禁じた法律はなかったことから、海外流出を防止するための法整備の必要性が議論されるようなり、「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」が制定されたのです。同法の制定以降、①刀剣をはじめとして、②絵画・③彫刻・④建造物・⑤文書・⑥典籍(書物のこと)・⑦書跡(筆跡のこと)・⑧工芸品・⑨考古学資料の9分野の文化財などを重要美術品に認定。これらは、旧国宝に準ずる価値がある物として認められていましたが、1950年(昭和25年)に「文化財保護法」が制定・施行されたことにより、重要美術品の名称は廃止され、新たな認定は行われなくなりました。 この文化財保護法が施行された時点で、認定の効力を維持していた重要美術品の数は8,200件あまり。それらの中から、同法に基づいて価値が高い物を重要文化財へ「格上げ指定」する選考が行われてきましたが、このときの指定に含まれなかった約7,000件の物が重要美術品として存続し、現在も輸出が禁止されています。重要美術品の名称は、文化財保護法の制定に伴って廃止されたものの、「重要文化財に次ぐ価値がある物」という意味で、現在でも慣用的に用いられています。そんな重要美術品に認定されている刀剣には、価値が高いことが背景となり、不可思議な逸話と共に伝来している物もあります。】 従いまして重要美術品指定となっている本刀は法律が改訂されていますので、大変価値ある今後は滅多に出ないであろう一振りといえます。 どうぞ歴史的に価値ある正恒を家宝として受け継いでください。