わきざし(脇差)_銘文なしですが 藤原正寛(羽山円真)作の新々刀と思われます。
わきざし(脇差)_銘文なしですが藤原正寛(羽山円真)作の新々刀と思われます。
宗寛(まさひろ)は羽山円眞の初期銘。清麿の高弟である正雄に師事し、豊橋藩士でもある。
本作は慶應3年の年号が切られ、正寛22歳。現存する殆どが明治年期のため大変珍しく、若うちながらその技量にはとても驚かされる。
菖蒲作りの長脇差で鎬高く、反りも頃合い。円真は圧倒的に直刃が多い。
互の目丁子刃文には砂流し掛かり、小足長足も動きがあって見飽きない。
大小の飛焼きは規則的にならず、帽子は乱れて大きく返る。
地鉄は詰んだ梨地肌風で欠点もな健全。
登録証
種別:わきざし
長さ:四八.三センチメートル
反り:一.三センチメートル
目くぎ穴:ニ個
銘文:無名
※詳細は写真参照。
※ 送付品は添付写真(撮影物)が全てです、添付写真、本説明をご確認いただき、内容や添付写真ご理解いただいた上で、判断頂きますようお願い致します。
《配送に関して》
環境配慮の為、再利用の段ボールを使用することがあります。
また、配送のサイズを梱包前に設定する為、大きめに設定しております事をご了承お願い致します。