来年の年明けから1-2カ月ほど海外に行きますのでその間は出品をすべて休止します。年内は12月の前半までなら対応可能ですので宜しくお願いいたします。


<ご注意!>
最近、わたくしnonakagoku(野中=埼玉県蓮田市高虫在住)の出品しているピアノをコピペ(またはスクショ)して、半額程度で出品している怪しいサイトがあります。しかも写真も文章も全て私がヤフオクに出品している物と全く同じなのです。わたしnonakagokuはヤフオクにしか出品していませんので、詐欺サイトの被害に遭わいようにご用心願います。なお出品の写真の10枚目に私の免許証の写真と代表作も載せております。


■自己紹介

売れても売れなくてもコツコツと再生をするのが好きです。  
プロの演奏家として51年、ピアノに携わって48年、演奏活動と並行して
楽器の製作・調律・運搬・再生・塗装など/40年ケ国で演奏経験あり///有限会社 ケイプラネッツ  埼玉おともだちピアノ主宰  トトロの家ピアノ工房主宰

★自宅のピアノ工房とピアノ倉庫は何台置いても家賃ゼロ円。そのぶん販売価格に還元しています。

★当方のこってりリフレッシュを見て、同業者からリフリッシュの下請けの打診が幾つかありますが、自分が売るピアノしかリフレッシュしたくないためお断りしています。

★知り合いの調律師仲間が私のリフリッシュしたピアノを見ると、『安い!』 『綺麗すぎる!』『これは仕入価格だよ』と言われます。

★知り合いのプロのピアニストや、ライブハウスなどにもピアノを下ろしますが、プロのピアニストたちが連日弾きまくっていても、全く問題なく評判がいいです。それにバカ安なので喜ばれています。

★試弾に来られた人にピアノを分解して中身まで見せると、こーんなに中まで見せてもらったの初めてです。きれい-!』と皆さん仰います。

★古いピアノを再生するのが好きです。
「埼玉おともだちピアノ」「トトロの家ピアノ工房」

★ネットを含めたピアノの販売数は400台少々
(試弾に来られて即決多し)。全てクレームゼロが自慢です
埼玉県古物商許可。直接取引歓迎 。
nonakagoku@nifty.com

予備メール
nonakagoku@yahoo.co.jp


★『ピアノ譲ります 譲ってください掲示板』を15年間主宰だが書き込み少なし(笑)
 
http://www3.ezbbs.net/15/piano/

★nonakagoku のIDでは 485の「大変良い」の評価を拝受
★nonakagohanのIDでは雑貨を出品して566の「大変よい」を拝受(ただいま休止中)。
両方の大変良いの評価は99%以上です。





■当方のリフレッシュとは?
前の持ち主の痕跡をサビもホコリも残さず除去する
分解してトコトン磨き上げて機能の点検をし、部品によっては交換もしています


■古いピアノは造作がシッカリしていて材木をふんだんに使用しています。しかも音色が柔らかです。練習で弾いていても「ウルサイ」とは感じない音色です。






■商品説明
★カワイKU-1モデル
製番 3万7000代
新品出荷年 昭和45年
鍵盤 88
調律歴9回 (昭和45~53年まで4回。ここから13年間ブランクがあって、平成3年~5年まで3回)

<サイズ慨寸>
奥行=61.5cm
高さ=124cm
幅=148.5cm
*重量=推定220-240kg(昔のピアノなので木材多用、よって重いです)

★試弾歓迎



■運搬  
♪ピアノ運送会社はネットにたくさん出て来ますので、落札者様が手配してください。

搬入経路が容易で隣接県ならば当方でも運搬可能。ピアノ運送よりは安いと思います。

♪配送は落札後3-7日となっていますが出品の項目に妥当な日数が無いため、やむを得ず3-7日とせざるを得ませんでした。実際は出荷までにもう一度点検したり清掃したり、配送日の打ち合わせをしなければならないので半月ほど必要になります。




■その他

♪中古イスは再塗装した物で5000円から2
万円ほど。別途料金。
在庫が無い場合もあります。

♪通常のサービスセット(ピアノを拭く布、鍵盤カバー、ピアノワックス、皿、防虫剤、乾燥剤)は付属します。

♪畳の部屋での敷板は新品で4000円別途です。黒い板のみ中古の再塗装アリ。3000円です。


♪いくら私が美辞麗句を並べたところで中古です。その旨をご理解願います。そのため是非とも実物をご覧になって、試弾されてからの御購入をお勧めします。

♪ピアノの音色は料理の味と同じで言葉では表現できません。敢えて言葉では表現いたしません。

♪カギは無い場合があります。

★誤解防止のため出来るだけ実物を見て、試弾をお願い致します。
nonakagoku@nifty.com
リンクをしない場合はコピペしてください。

予備メール
nonakagoku@yahoo.co.jp






リフレッシュ
作業記録(出品数が多いため備忘録/雨天は湿気が入るので作業せず)
■1日目
<分解所見>
*虫食いナシ
*フェルト類の摩耗ナシ
*内部の金属類や弦の錆びは少なめ、汚れも少なめ、弾き込み少ない、
*小傷やむなしだが、決定的な打痕や割れは無い。ただし本体右横側に酸性液体か揮発性液体の小さな飛沫痕跡が20-30か所あり。
*両足元はカワイの古いピアノ独特の金属製サビが出ている⇒サビを取って簡易塗装予定




■2日目
*天板の裏表を研磨
⇒屋内でパッと見は見えませんが、太陽光下や照明を当てて見ると小さなスリキズ等が確認出来ます。

*天板の蝶番を研磨⇒ピッカピカに。でも虫眼鏡でよーく見れば小さなサビは残ります。

*88本のチューニングピンを研磨⇒綺麗になりましたが、
よーく見れば小さなサビは残ります。

*弦の上半分を研磨
⇒そこそこ綺麗になりましたが、よく見れば小さなサビは確認できます。

*本体の後ろ部分をエアーで埃飛ばし後、雑巾がけ済み。




■3日目
*本体内部の下部を強烈なエアーで誇り飛ばし、雑巾がけ、油さし、弦研磨。
玄に多少のサビ残ります。




■4日目
*ペダル研磨⇒ピッカピカ

*88本×2列ある(鍵盤を刺す)センターピンとフロントピンをピッカピカに研磨。目視で2-3本だけクスミが残るが、指で触る触覚ではツルッツルです。これで鍵盤の戻りが遅速になる要素のひとつの問題をクリアー。楽器は目視より触覚、触覚よりも聴覚が大事です。




■5日目
*ピアノ本体の両側の広い板を研磨⇒室内照明では気付かなかったが、晴天の太陽光線下で研磨してみたら、両側とも直径が1ミリから8ミリ程度の何かの飛沫の飛んだ跡を左右ともそれぞれ数十個の凹み(白い塗装の下地が見える)を確認した。

*カワイの場合、両足の妻戸(足が付いている土台の板)が金属製なのだが、その表面にポツポツのサビが出ている⇒240番のサンドペパーにて研磨。そのあと簡易塗装して⇒見た目がだいぶ良くなった⇒
乾燥待ち中。



■6日目
*ピアノ本体の両側の広い板、ちいさな白い凹みを取ろうと、片面だけで4時間も! 研磨すれども取れず。よって諦め。値段に反映させます。出荷前に爪楊枝で黒い色を付ける予定だが、痕跡は残ります。

*鍵盤の黒を研磨。





■7日目
*白鍵盤の研磨、清掃、調整。
鍵盤を差す部分の手前側(フロントピン)の穴にあるブッシングクロス(上下運動を円滑にするための布)を半分ほど張替えの痕跡あり。白鍵盤も張替えの痕跡あり⇒推定するに30年ほど前の転売か又は弾く人が変わった時に全面的に補修したものと思われる。作業工賃は推定3-5万円。




■8日目
*下前板、研磨機で研磨⇒前業者の研磨痕(こすりすぎ)アリ。光沢はあれども小さな小キズ散見。ワックスかけ済み。

*上前板、研磨機で研磨⇒新品みたいに綺麗。傷は見当たらない。ワックスかけ済み。

*鍵盤蓋、
研磨機で研磨⇒ワックスかけ済み。
⇒裏側は綺麗。
⇒表側の手前側には小キズ散見。昭和45年製造だから
やむなし。でも年代を考慮すれば綺麗な方。
⇒表側の端っこ(外側の縁の部分)に、ぶつけた痕らしく、浅く数センチの凸凹があります。あまり目立ちませんが、触ればわかります。

*アクション部
⇒強力のエアーにホコリ飛ばし。
⇒全部のネジ締め増し。
⇒ファイリング(ハンマーヘッド削り)済み。
⇒1本だけフレンジコード切れを交換済み。
このピアノは20-30年ほど前にフレンジ(小さな部品)をプラスティックに全交換したものと推察。作業工賃2-4万円と推察。手間かかっています。
⇒ハンマーヘッドの剥離数本を接着加圧済み。

*湿気の影響を受けたであろう十数本のアクションのセンターピンをチェック。2本だけピンを交換。そのた正常。




■9日目
*鍵盤抑え研磨。鍵盤抑えのフェルトを新品に交換
(これは20-30年前に一度、業者による交換の痕跡有り)

*鍵盤蓋の蝶番、外さずに研磨⇒そこそこピカピカになりました。

*譜面台研磨。譜面台の緩衝用の極小ゴムがヘタっていたので交換





■10日目
*鍵盤の高さ調整済み

*鍵盤抑え取り付け済み

*譜面台研磨

*譜面台の兆番を外して研磨。ネジも研磨。上側のネジは新品に交換

*弱音フェルトのバーを清掃。フェルト
は退色してはいるが、機能には全く問題ないので交換せず。

*上下前板を取り付け、組み上げ済み。

*以上にて全てのこってりリフレッシュを終了。

(2023年 3月  )
調律実施
乾燥剤と防虫剤の新品を設置