戦後の美人画の団扇が二枚です。約60年前の品物です。
※他にも団扇を出品しておりますので、それらと同梱で送料を節約ください。
◎かなり古い団扇です。昭和30年前後の品物と思われます。
◎両端の糸が切れている部分があり、枠の竹が外れてしまってます(糸で結べば戻せま。縁部等に破れがあります。そんなことで、状態は悪いとしています。
◎裏面には次の文言が書かれています。
※果實食料品
※布屋食料品店
※電話 二四二〇番
※本店 宇都宮市清住町
※支店 宇都宮市曲師町
◎サイズはだいたいですが、長さ39.5cm、幅23cmです。
◎他にも団扇は出品してますので、そちらも一緒に落札されて、同梱などして送料を節約ください。
昭和の時代は、夏でもクーラーなんて要りません。と言うか、そもそもクーラーなんてものはありません(普通の家では)。
出歩く時には、日本手拭いと扇子を持って出るのです。あんまり日射しが強いときには、木陰や軒下で涼むのです。30℃を超えるような日は数えるくらいしか無いのです。
家の回りでは、未舗装の道路に夕方あたりに打ち水をするのです。
子供はランニングシャツと呼ばれる下着で、家の中でも外でも一日中過ごすのです。出掛ける時にはやっぱり定番の麦わら帽子なのです。
家の中では、簾やヨシズなんかで日射しが部屋に入りこむのを防ぎます。風鈴の涼しげな音で気分だけ涼しくしなるのです。
夏には、地方を回って商売をしている「お化け屋敷」なんかの一行がやってきて、半日くらいでお化け屋敷を作りあげてしまうのです。子供等は、怖いもの見たさで、親にねだって連れて行ってもらうのです。入った途端に
後悔するのです。怖くて怖くてビビリ上がるのです。
でも、基本的にうちわを使って涼みむのが定番です。うちわには、当時の女優とか美人の絵が描かれたものとか、広告が描かれたものとか色々あります。電気屋さんで何かを買うとくれたり、盆踊りに参加すると貰えたり、いろんな所で貰えちゃうのです。
昭和も40年代頃には扇風機が普及し始めます。でも、あったとしても一家に一台です。まだまだうちわが全盛なのです。
夜には、窓や襖は開けっぱなしにして、蚊取り線香を焚きながら、蚊帳の中に潜り込むのです。手にはもちろんうちわです。さっき行ったお化け屋敷が怖くて、夏なのにタオルケットや布団を頭から被って寝るのです。
今回の品物は、そんな昭和の冷房道具、うちわです。約60年前の品物です。人気の美人画の団扇です。歴史的なコレクションとしてこの機会に入手されては如何でしょうか。
今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。
同梱
※同梱は、違う落札日の品物の同梱をご希望の場合は、必ず事前に質問欄から可否の質問お願い致します。お返事申し上げます。できる限り同梱の努力は致します。
発送
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※急用で長期発送できない場合は、自己紹介欄に都度記載致します。
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