抽象絵画の創始者とされる巨匠、ロシア出身の画家であり、美術理論家「ワシリー・カンディンスキー」の作品
「vnement doux(甘美な出来事)」のヴィンテージポスターのご紹介です。
<WASSILY KANDINSKY(ワシリー・カンディンスキー)略歴>
1866年ロシアに生まれる。1944年没する。
モスクワ大学で法律と国民経済学を研究したが、1896年ミュンヘンに移ってシュトゥックについて絵を学び、
ユーゲントシュティール、印象主義、ロシア民芸の影響がつよい作品を制作した。
1909年「新芸術家協会」を設立。翌年水彩画による最初の抽象画を制作。
この頃『芸術における精神的なもの』を執筆。1912年『ブラウエ・ライター(青騎士)』誌を刊行。
1914年ロシアに帰り、革命後モスクワ大学教授となる。
1921年ドイツに戻り、1922年から33年までバウハウスで教鞭をとった。
1933年パリに亡命。作風は、1910年代は激しい色と形による「ドラマティックな時代」、
20年代は「コンポジション時代」から「円の時代」へと移行し、晩年は「具体芸術の時代」へと展開した。
ミュンヘンのレンバッハ画廊、パリのポンピドゥ・センター、ニューヨークのグッゲンハイム美術館に主なコレクションがある。
抽象絵画の創始者として、20世紀美術にかけがえのない足跡を残した。
こちらは、ヴァシリー・カンディンスキーのポスター作品です。
抽象表現の巨匠として知られるカンディンスキーが手掛けた一作で、
彼の特徴である幾何学的な形状や独創的な色彩のバランスが際立っています。
このポスターには、1928年に制作された「vnement doux(甘美な出来事)」と題された作品が描かれており、モダンアートの真髄を感じさせます。
全体を覆う柔らかなブルートーンの背景に、ピンクや白、黒といった色彩がアクセントとして配置されており、
視覚的な調和が美しく、鑑賞者を引き込む魅力を持っています。
また、形状や線の流れには動的なリズムがあり、抽象的でありながらも奥行きや意味を感じさせる構成が特徴です。
フレームにはクラシカルな装飾が施されており、モダンなアートワークとの対比が作品をさらに引き立てています。
カンディンスキーのポスター作品は、インテリアとしても非常に人気が高く、空間に洗練された芸術性をもたらします。
この一品は、アートコレクターやデザイン愛好家にとって価値のある一品です。
大変おすすめですのでこの機会にぜひ!!!
コンディション:中古のため写真のように傷、汚れはありますがその他は全体的に美品です。
サイズ横134センチ奥行き3.5センチ高さ94センチです。
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