サイズ：2900×1520mm
厚み：約7.1mm
密度：約7.5万ノット/㎡
重さ：約11.95kg
素材：ウール
生産：手織り
産地：サブゼバール
製造年：1950年代（セミアンティーク）
ベースカラー：赤、黒、白
状態：全体美品、美しい経年あり、ダメージあり、パイル少しの抜けあり、リブ良好、フリンジ美品、ヨレなし
商品番号：2396
商品について
1950年代に制作されたサブゼバール産のセミアンティークラグです。中央には部族絨毯の象徴であるテケギュル文様が規則的に連なり、花のような意匠が整然と並ぶ構図となっています。赤と黒のコントラストが力強く、白の差し色が全体に明るさを与えています。
構図は厳密な左右対称ではなく、手織りならではのわずかなゆらぎが感じられますが、視覚的には不思議と均整が取れており、整って見えるのがサブゼバール産絨毯の特徴です。規則的なパターンと微妙な揺らぎの調和が、空間に独特の安定感とリズムを生み出します。
サイズは約2900×1520mmと広めで、リビングルームの中心やソファ前、店舗のギャラリースペースにも適しています。赤を基調とした配色は温かみがあり、モダンインテリアにも映える一点です。
ベースカラー
深みのある赤を基調に、黒と白がアクセントとして調和。赤の艶やかさが光を柔らかく反射し、角度によって陰影が変化します。
特徴
テケ族に由来する伝統的なギュル文様「テケギュル」が織り込まれています。これは力強さと誇りの象徴とされ、代々伝承されてきた意匠です。サブゼバール地方特有の織り密度と配色バランスが見事で、クラシカルでありながら洗練された印象を与えます。