インド更紗③ 1800年代末(19世紀末) 赤地幾何文様 約50×36㎝のはぎれ 検 印度更紗 古裂 更紗 茶道 袱紗 帛紗 仕覆 古布 古渡
19世紀末(1800年代末)のインド更紗です。今月、出品できるインド更紗裂は、これでおしまいです。
大きさは、約50×36㎝、片面染め(6枚目に裏側画像)、その昔インドからインドネシアに向けて輸出されたインド更紗(スバギ)の中央端から下端にかけてのはぎれで、ブロック捺染と手描きによる裂です。
糸には力があり、他の用途にお使いいただけますが、所々に傷みがあります。これは、鉄分を含んだ黒色染料の腐食による傷みで、長い歳月を経た布の証でもあります。傷み箇所が目立つように白布を敷いて撮影した7〜9枚目画像で、状態をご確認ください。上下2分割して右横から撮影した8、9枚目の緑色で囲んだ部分に傷みがあります。20世紀後半の複製は染料の色味が違い、傷みや汚れなどの時代感がありません。新しい布ではありませんので、古布にご理解のある方のみ、ご入札をお願いいたします。
インド更紗は、はぎれでも貴重で、このように時代のあるオリジナルは、なかなか無いものです。お好きな方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。
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(2025年 10月 28日 8時 09分 追加)
記載し忘れましたが、画像からうっすらと緑や黄色の染料が確認できるかと思います。特に緑や黄は紫外線の影響を受けやすく、100年以上も経ると退色しやすいもので、時代のある証でもあります。