藤沢周平 「霜の朝」 初版本・昭和56年・青樹社


「その財力を賭けて粋を競った相手の紀ノ国屋文左衛門は、悪銭廃止令によって没落した。勝ち残った奈良屋茂左衛門の胸を一陣の風が吹き抜けていった。紀文と共に一つの時代が過ぎていったようだ……(表題作「霜の朝」)。 」Google Books

青樹社・昭和56年10月初版発行の藤沢周平「霜の朝」です。切り絵は辰巳一平です。
経年のヤケが少しありますが、シミや汚れ、書きこみなどはありません。
中古本であることをご理解の上、入札の検討をお願いいたします。