3000円+税 2018年出版 農村で歩く旅を楽しむ人々は急速に増えている。しかしそのための道や土地を巡って,歩く者と所有する者の間に軋轢が生じることがある。もちろん,地域によっては利用者と所有者の間で上手く調整が出来ている場所もある。しかし著者はあえて,その調整が成功していない「失敗の地」を選んだ。失敗する中でも,問題を抱えながらも,人はそこで暮らしまたそこを訪れる。常に不特定多数の他者と向き合いながら,不満と不安を感じつつ生きなければならない人々に学ぶ。第2回環境社会学会奨励賞受賞。 表紙は裏表紙に5センチ程度の破れがあります。 テキスト部は状態良好です。 |
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