Me262シュワルベは、ドイツが開発し、世界で初めて量産され、実戦で使われたジェット戦闘機になります。そして大変、カッコ良い。
世界中の飛行機がプロペラで飛んでた時代に、突如として登場したジェット戦闘機で、時速900kmで飛行し、そのあまりの速度差からプロペラ機とは勝負にすらならず、爆撃機を護衛する戦闘機がMe262からは逃げ回るという始末。
ジェットエンジンは燃費が悪いので、長時間は飛べないのですが、ドイツ本国の防衛に対しては絶対的な力を発揮しました(敵の方からやって来てくれるから)。
史上初のジェット戦闘機の開発は難航し、特にジェットエンジンの製造に時間がかかったのですが、色々問題を抱えながらも何とか完成しました。
が、試作6号機を見たヒトラーが、「爆撃機にせよ!」と命令(現在のジェット戦闘機が、戦闘爆撃機として万能の任務に就いてる事を考えると、流石は総統閣下、慧眼である。でも30年ほど早すぎたね)。
しかし同時期にアラド社のAr234ブリッツが史上初のジェット爆撃機として開発されてた為、空軍はこれを無視して、戦闘機として完成させました(その結果、ヒトラーが怒ったので戦闘機隊総監のガーランド少将が左遷されました)。
いちおー、総統の命令通り、機銃を減らして爆弾を搭載出来る戦闘爆撃機型のMe262A2とゆー機体も作るだけ作られたのですが、元が戦闘機なので、やはり目立った活躍をできませんでした。
その後、首都ベルリンも連合国から爆撃されるようになった為、ガーランド少将が呼び戻されて、ドイツ本国防衛の為の精鋭部隊『第44戦闘航空団』が組織されます。
このJV44(第44戦闘航空団)は、ドイツ空軍の超エースを集めた精鋭部隊で、使用する機体はMe262A。英米の爆撃機を落としまくりました。
1/144で全長:約8cm。
機体上面は、緑2色のスプリッター迷彩、機体下面が灰色で塗装されてます。
実戦配備された戦闘機型のMe262になります。
『きれいに切り取って好きなところに貼って下さい』とゆー田の字のデカールが付属しますが、これ、ちょこっと切るとハーケンクロイツになるので、垂直尾翼に貼って下さい。切り方ですが、ハーケンクロイツの画像を見れば分かるかと~(ハーケンクロイツ、世界的に使用が禁止されてるっぽいので、そのままの形でデカールに出来なかったのですね。食玩だし)