筆と刀 日本の中のもうひとつのフランス (1872〜1960) クリスチャン・ポラック
◆「日仏交流史シリーズ」第二弾、「刀」と「筆」に表現されるフランス人の活躍 ◆2001年の「絹と光」に続く、豪華装丁本「日仏交流史シリーズ」第2弾。第一部「刀」では、日本帝国陸海軍の近代化に重大な役割を話したフランスの存在を明らかにする。日本海軍初の大規模な造船所の建設を指揮したフランス人レオンス・ヴェルニー。日本の航空分野でもフランスの存在感は大きく、日本最初の飛行隊はフランス製だった。第二部「筆」では、3人のフランス人画家を紹介する。画家で素描家のフェリックス・レガメー、1930年浮世絵に新たな生命を吹き込み、「もう一人の歌麿」の異名をとったポール・ジャクレー、東京に生きた詩人、画家、歴史化、日本人に「もう一人の広重」と呼ばれたノエル・ヌエット。本書はフランス語・日本語の2ヶ国語で、貴重な史料・画像が掲載されている。