1994年のブランド発足以来、不定期に活動を続ける「AFFA」。
こちらは2005年秋の再始動時、細谷武司氏による「PEEL&LIFT」立ち上げに合わせるように、コラボレーションアイテムとしてリリースされたものです。
ブランド初期からの泥臭く愚直なまでの「パンク」から、スパイスとして服造りに落とし込むスタイルへ、「藤原ヒロシと高橋盾が考えるパンク」というオリジナル色を濃くした第一の転換期となったシーズンでした。
その中、とりわけパンク的色合い…というよりも「そのもの」といった原色を与えられたのが、こちら。
ブランド自体がラグジュアリー寄りにシフトしている現在においては、このような「真っ直ぐで無垢」なアイテムは滅多に見ることはありません。
2000年初頭にありながら、なおもプリミティブであることの価値、そして、「手打ち」であろうと容易に推測できる若干不揃いなスタッズの配置は生まれながらにして無二の存在感を放ち、使い込むほどにコントラスト鮮やかに、リリースからおよそ20年が経とうかという歳月を経て、ドラマチックな表情に仕上がっています。
あなたの手でさらに存在感を増す、「パンク」の記号的定番を是非、この機会にご検討くださいませ。