初版 大塚英志 木島日記 乞丐相 角川書店刊 民俗学伝奇小説ミステリーミステリサスペンス
【詳細】
初版 大塚英志 木島日記 乞丐相 角川書店刊
平成13年11月10日初版 角川書店発行
仮面の男、木島平八郎。古書店「八坂堂」の店主にして、「この世にあってはならぬもの」の仕分屋。だがその素性は未だ知れない。
一方、木島につきまとわれる学者・折口信夫。女嫌いのはずが、霊的能力をもつ少女・美蘭を側に置く羽目に。彼らが行く先々、常に事件が待ち受ける。
『八つ墓村』のモデルとなった津山三十人殺し事件、心中ブーム、人間避雷針……。
正史と偽史の狭間に葬られし闇の物語を暴く、怪奇ミステリ事件簿
大塚英志
1958年生まれ。まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター研究部教授。まんが原作者としての著書に『多重人格探偵サイコ』(田島昭宇画)『黒鷺死体宅配便』(山崎峰水画)、民俗三部作『北神伝奇』『木島日記』『八雲百怪』(森美夏画)、『恋する民俗学者』(中島千晴画)など。『「捨て子」たちの民俗学‐‐小泉八雲と柳田國男』(角川選書/第5回角川財団学芸賞)、『公民の民俗学』(作品社)、『怪談前後 柳田民俗学と自然主義』『殺生と戦争の民俗学』(ともに角川選書)などがある。
【状態】
経年劣化により焼け、汚れ、カバーに痛み、スレ、傷は御座いますが、概ね良好です。