カッシーナ製のフランクロイドライトのルイスコーヒーテーブル 展示品のご紹介です。旧帝国ホテルや
ニューヨークのグッゲンハイム美術館の設計でも有名なフランク・ロイド・ライトは
ル・コルビュジェ、ミース・ファン・デル・ローエと並ぶ20世紀の三大建築家一人。
日本の伝統に通じて積極的に異文化を自分のものとして取り込み快適な住空間をベースとして
新しいデザインに取り組み、異文化を深く理解して認め合うことがこれからの世界を考える上で
いかに重要であるかを作品を通して提唱したことで知られています。
その建築思想は「有機的建築」といわれそれぞれのディテールが全体に関わり全体がディテールに現われるという考え方で
今日ライトの思想は世紀を超えて再び注目を集めています。
このルイスコーヒーテーブルは1939年にその原型ともいうべきモデルがデザインされ、十数年経過した
1956年にデザインが完了されています。重厚な天板を四方から薄いパネルで支えるメリハリの効いたデザインが与える
シャープな印象を美しいチェリーの木肌の温かみが中和しバランスの良い、例えば和室にもフィットする
汎用性の高いテーブルとして完成されています。ライトらしい建築的なセンスの良さも感じさせていて
カッシーナファンはもちよりライトファンにも圧倒的に支持されているテーブルです。
<コンディション>
展示、運搬に伴うアテキズ、細かなスレなど部分的な使用感はありますが、大きなダメージはなく全体的に美品です。
<付属品>
写真のもので全てです。
<サイズ>
約幅1150×奥行1150×高さ410mm
伝票No.r6se486