白折(しらおれ)とは茎の部分で「茎茶」「雁ヶ音」とも呼びます。
煎茶との違いは茶葉の部分。
分かりやすく言えば煎茶=葉・白折=茎。
白折の良し悪しの見分け方は、白い茎の部分が平たいかどうか。
茎が丸くなっていたり、枝が入っていたりするのは葉が固い証拠。
上の画像の様に、平たく柔らかい茎の場合は良い白折です。
また、お茶の味が何度も出るのは葉の部分。
茎の部分は3煎4煎と、何回も出ません。
そのため白折は同じ原料でも煎茶より値段を安く設定しています。
例えばこの特上煎茶白折(しらおれ)は特上煎茶と同等の茶葉です。
ですが白折であるため特上煎茶より値を落としています。
つまり白折は安く美味しく飲めます。
白折には煎茶の甘味と違う茎茶特有の甘みがあり、冷ませば冷ますほどにより一層茎の甘みを感じられます。
特上煎茶白折の適温は70℃
湯呑みはやや小さめ(150cc)
浸出時間40秒ほど
ゆっくり冷まして淹れて下さい。
「特上」煎茶白折は、煎茶白折の中で最上級の白折です。
水出し用の茶葉としても白折はオススメです。
より一層甘味を感じることが出来ますよ。