④ 青織部 筒向付 陶片 桃山時代


●桃山期の青織部筒向付の陶片です。織部の文様に多い、三本の矢立ちに籠目の文様は桃山時代の染め物、辻が花からの引用です。鉄絵や長石釉・緑釉の釉調も美しく完器であればさぞ上手な筒向だったはずです。しかし見込みの底面や高台はすべて残っていますので、がたつくことなくまっすぐに置け、鑑賞陶器として耐え得る美しさです。わずかに残る反対側の文様は蔓草文様でしょうか。単調ではない器体の曲線は完器の造形を想像させてくれます。


●状態
側面は正面が1面だけ完全に残っており、高台と底面も残っています。陶片ですので画像が全てとなります。


●寸法 約
高さ107mm(部分)
胴径72mm(部分)
高台φ56mm


●付属品
無し

※今回このお品の他に、桃山時代の志野盃(香炉)、志野織部香合、黄瀬戸三ツ足小鉢の陶片を出品しています。そちらもご覧いただければ幸いです。


●お取引きについて
次のコレクションのため手放します。価値を共有でき大事にしてくださる個人コレクターの方に渡れば何より幸いです。入札価格によっては出品を取り下げる可能性もあります。それをご理解いただいたものとして入札を受付ます。

なお、迅速で丁寧なお取引きを心掛けております。そのため、御落札→御支払→発送→御受け取り評価の、ヤフオク上の双方がやるべき役割は最短を基本としておりますので迅速なお取引きにご協力いただきますようご理解をお願い申し上げます。また、お取引ナビでの反応やコミュニケーションを一切取らない方や、受け取り評価をすぐにしないなど迅速なお取引が苦手な方はスムーズなお取引が困難になりますのでご入札をお控えください。

最後に古美術品やアンティークは数百年前の美術品ですので、それをご理解いただきお品の状態に極端に神経質にこだわる方も入札をお控えください。以上、何卒よろしくお願い致します。