出版社からのコメント
◎具体的なケースを通じて
「憲法の基本と考え方」がわかる!
憲法というと難解なイメージがありますが、
実際には日々の生活にさまざまな形で関わっています。
本書は憲法の全体像をつかめるとともに、
日常生活における問題や日々のニュースなどについて
より深く理解することができます。
●日本国憲法はなぜ生まれたのか?
●「人権」の考え方はいつ生まれたのか?
●憲法改正と緊急事態条項の問題点は?
●個別的自衛権と集団的自衛権の特徴は?
●コロナ禍での政府と自治体の役割の違いとは? etc.
ふだん憲法に触れない方でも「知的興奮」を味わえる
今の時代の「憲法」の入門書となっています。
【目次】
第1章 憲法とは何か?
第2章 人権の特徴と意味を押さえよう ―人権総論
第3章 どのような人権が保障されているのか? ―人権各論
第4章 国会と内閣の原則を知ろう
第5章 裁判所や地方自治の特徴とは?
第6章 憲法保障と平和主義の特徴は?
著者について
伊藤 真(いとう まこと):
弁護士、法学館法律事務所所長。伊藤塾(法律資格の受験指導校)塾長。法学館憲法研究所所長。日弁連 憲法問題対策本部 副本部長。
1958年東京都生まれ。1981年司法試験合格。司法試験等の受験指導に携わる。1982年東京大学法学部卒業、司法研修所入所。1984年弁護士登録。
1995年15年間の司法試験等の受験指導のキャリアを生かし、合格後、どのような法律家になるかを視野に入れた受験指導を理念とする「伊藤真の司法試験塾」を開塾。2001年「伊藤塾」と名称変更し、司法試験をはじめとした法律の資格・公務員試験の受験指導を行なう。
現在は、選挙無効確認請求訴訟(認定NPO法人「一人一票実現国民会議」理事長)、安保法制違憲訴訟(「安保法制違憲訴訟全国ネットワーク」代表代行)のほか、憲法53条違憲国家賠償請求訴訟、映画『宮本から君へ』助成金不交付処分取消判決、岡口基一裁判官弾劾裁判の弁護団に加わり、憲法価値の実現と立憲主義の回復のため日々積極的に取り組んでいる。