※御刀詳細※

帝室技芸員(人間国宝)
伯耆国大柿住宮本能登守菅原包則
明治元年十月日
研磨したところです

包則は天保元年八月伯耆の国に生まれ、嘉永四年に備前長船横山祐包に入門。有栖川宮の知遇を得て、慶應二年能登守を受領し、明治三十九年四月には帝室技芸員(現在の人間国宝)に任ぜられた名工、大正十五年九十七歳にて没す。
「菅原包則」「宮本能登守包則」「能登守菅原包則」「帝室御刀工」「帝室技芸員菅原包則」などの作銘があり、因幡鳥取、伯耆倉吉、京都(銘は皇都と切る)、東京など、各地の地名を添えたものもがある。


※帝室技芸員とは
帝室技芸員は、明治23年(1890年)から終戦直後まで宮内省によって運営されていた、美術・工芸作家の保護と制作の奨励を目的とした顕彰制度である。
刀工や画家、彫刻家、金工や陶工、漆工といった諸工芸作家に加えて、写真家なども認定されている。
明治23年の制定から、戦後、制度が廃止されるまで(最後の任命は昭和19年(1944))、日本画家、工芸家を中心に洋画家、彫刻家などの各部門から合計79名が任命されています。 戦後、新たな制度として生まれた重要無形文化財保持者(人間国宝)は、芸能を除いた工芸の部門だけで百数十名(現在まで約50年間通算)に達しています。

■サイズ/全長/98.3cm
刃渡り/66.2cm
反り/1.4cm
元幅/3.0cm
先幅/2.0cm
元重/0.7cm
先重/0.5cm
刀身重量/711g


刃切れ、ふくれ、撓え(しなえ)などの致命的欠陥はありません。

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注意事項 ※ご注意 必ずお読み下さい(神経質な方はご入札をご遠慮ください)
写真の色はなるべく実物に近づけるようにしておりますが、多少異なる場合があります。また寸法は、多少の誤差はご容赦ください。
およそ600年前に作られたお刀です。そのため、アンティークとしての使用感がありますので、ご承知をお願いします。

※希望価格と隔たりがある場合等、取下げさせて頂く事がございます。
※キャンセル、返品はお受けできませんので、写真を良くご覧の上ご判断いただき、責任のあるご入札をお願いいたします。
※落札後24時間以内のご連絡・3日以内のご入金をお願い致します。ご連絡・ご入金頂けない場合、誠に恐縮ではありますが入札者都合で落札を取り消させていただく場合もございますので、ご注意ください。