直結カソードフォロアードライブVT-62(801A)シングルアンプ自作調整済み完全動作品
直結カソードフォロアードライブVT-62(801A)シングルアンプ自作調整済み完全動作品を出品します。
VT-62はトリタンフィラメントで煌々と輝く美しい球です。A1級動作では600Vの高圧をかけて3.8Wの最大出力となっています。
このアンプは少し電圧を下げ、負荷抵抗を14KΩとしてA2級ドライブで5.7Wを得ています。
低インピーダンス直結ドライブにより高域特性も優れ、極めて澄んだ音を再生しています。
前面にNFBをON/OFFするロータリーSWを取り付けていますので、NFBの有無による音の変化を楽しむことが出来ます。
また、整流管以外の球はすべて直流点火としていますので、ハム音は極小です。
古典的直熱送信管の音は如何でしょうか。
使用部品は以下の通りです。 | |
電源トランス ノグチトランス製 PMC-120M(中古品) | 1個 |
出力トランス List製カットコアー型 14KΩ20W型(新品) | 2個 |
チョークコイル ゼネラルトランス製 PMC-1010H(新品) | 1個 |
使用真空管 | |
VT-62(801A)HYTRON製(中古品) | 2本 |
6AU6A GE製(未使用品) | 2本 |
5963(12AU7A相当) USA製(中古品) | 2本 |
5AR4 松下製(中古品) | 1本 |
シャーシーは ゼネラルトランス製2MM-283(400×250×60、t=2)にシルバーメタリック塗装し、両サイドに木板を取り付けています。
トランス類は電源トランス以外すべて新品を使用、OPTは110(W)×100(D)×113(H)の鉄製ケースに収めています。
サイズは横440㎜奥行260㎜高さ190㎜(突起含まず)、重量は約14Kgです。
写真にはありませんがゴム足付き底板と電源コードが付属します。
1KHZにおける最大出力は5.7W、残留雑音はNFB無しで0.1mV以下、NFB有では0.8mV以下で非常に良好です。
DF値はNFB無しで2.5、NFB有で5.7です。
出力段は自己バイアス(88%)と固定バイアス(12%)の折衷型としていますので、出力管を交換した際はテスターがあれば簡単に調整できます。
回路図、測定データグラフと簡単な取り扱い説明書を添付します。
部品代実費と送料のみでメンテナンスもお引き受けいたしますのでご安心してお使いいただけます。
発送はクロネコ便の予定ですが、梱包後の重量が15Kg以下であれば120サイズ、超えた場合は140サイズとなります。
開始価格は部品代実費の金額です。NC、NRでよろしくお願いします。
落札代行業者様の入札はお断りいたします。判明次第入札を削除いたします。
(2024年 11月 15日 11時 54分 追加)
電源回路図でB電源タップが450Vとなっていましたが、正しくは400Vです。お詫びして訂正いたします。訂正した回路図(10枚目)を追加致しましたので、9枚目の回路図は無視してください。