尾張七宝界の最高峰の技法 盛り上げ七宝製 共箱 在銘作 菊花文様 飾り花器 2/13(木)終了
独自の特殊な技法として尾張七宝界で栄えた『盛り上げ七宝』とは
数々の万国博覧会にて受賞を果たした名工として名高き
『安藤重兵衛』や『川出柴太郎』が得意とした技法ですが
そんな『盛り上げ七宝』の作例の中でも今作とは
一箇所にのみ完璧なる『菊の花』を描き尽くした
数少ない最高峰の傑作品と成っております。
(時代)
大正期
(寸法)
高さ(24.6cm)
横幅(12.3cm)
重量(802.5g)
七宝の作例の中でも『盛り上げ七宝』には
滅多に御眼に掛かる事は叶いません。
(状態)
大正期に謹作された『古美術品』ですから
後天的な傷みでは無い制作時に由来する釉薬のムラや
至極当然と言えます僅かな擦れ等は御座いますが
それ以外には特筆すべき箇所の無い
無傷完品レベルと成っております。
当時の貴重な共箱が付属した
最高峰の傑作品と成っております。