ニポポ人形 網走市 「網走刑務所」の焼印のない初期の作品 


ニポポ人形は、1954年に網走刑務所の受刑者が更生の願いを込めて手彫りで制作し、試作・販売されるようになり、1956年に郷土民芸品として発売されました。
類似品対策としてニポポの底面に「網走刑務所」の焼印が押されるようになりましたが、その年代がわかりません。
この人形にはその焼印がない、初期のものです。-
新しいものと少し違って、鼻筋の通った幾分細い顔立ちになっています。
底には手書きの文字が入っています。
太い字の「20」という部分は、何を意味しているのか分かりません。
高さが20cmありますので、20cmの人形を作るための木片であること記したのかもしれません。
高さ:20cm、幅:6cm。