ジョージアン アンティーク フォイルグラス+シードパールブローチ アンティークジュエリー イギリス製 Georgian antique jewelry pin


素材 シードパール(本真珠)+フォイルグラス+ゴールドカラー合金(もしかしたらピンチベックかもしれません)
購入時期 2018年
購入場所 アンティーク・ヴィンテージのジュエリー・アクセサリー・雑貨の販売をしているオンラインショップ
購入価格 45000円位
使用回数 未使用
大きさ 横1.9cm強×縦1.4cm強、厚み7mm
重量 4g

ジョージアンの時代(1720年代〜1830年代)のイギリス製のアンティークブローチです。
購入店によると、1800〜1830年頃に作られたブローチとのことでした。
とてもとても小さなブローチですが、見れば見るほど凝った作りのもので、素晴らしい細工がされています。
真ん中には、宝石を模した様々な色を入れたガラス釉と銀箔で作られたフォイルグラスがあしらわれ、その周りをぐるりと直径1mm程の様々な色味の小さな小さなシードパールが取り囲んでいます。その周りには黒の石かフレンチジェットの様な黒ガラス(材質不明)が嵌め込まれています。
ブローチの周りには細かな細工がされた金色の金属でぐるりと囲まれています。
ブローチ裏側が少しふっくらとして厚みがありますが、中がロケット状になっている訳ではない様です。開けられるのかな?と思いましたが、開けられませんでした。
金属はゴールドカラーの合金とのこと(ショップの方でテスター確認したところ金ではなかった、とのことでした)ですが、この金属がまるで金の様な質感・色でとても綺麗で、経年による錆や黒ずみがほぼ見られません。
もしかしたらピンチベック(ジョージアン時代にのみ作られた特殊な配合の金を模した合金。金によく似ていて経年劣化が起きにくく、ピンチベックという方の秘伝の配合・作り方とのこと、2代で家が途絶えたので、この合金の作り方は失われたそうです。)かもしれないと思いますが、定かではないです。
もしピンチベックだとしたら、とても貴重なものだと思います。そうでなくても、この細工の素晴らしさは貴重だと感じますので、きっととても大切に200年もの年月持ち主が変わりながら受け継がれてきたのだろう、と思わずにはいられません。
とても古いものですが、特筆すべき難点等ありません。
ピンにも不具合はありません。ただ元からの仕様だと思いますが、ピンはC型のクラスプにグッと強く入れ込むようにして留めますので、慣れるまではちょっと留めにくいと感じるかもしれません。
私は結局使用の機会が無く、眺めるだけでした。
どなたかアンティークがお好きな方・大切に使って下さる方にお譲り出来たましたら嬉しいです。
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