初版set 横溝正史 金田一耕助の冒険1&2 角川文庫 緑三○四-64,65 カバー和田誠 探偵小説推理小説
【詳細】
初版set 横溝正史 金田一耕助の冒険1&2 角川文庫 緑三○四-64,65 カバー和田誠
金田一耕助の冒険1 昭和54年6月10日初版 角川書店発行
金田一耕助の冒険2 昭和54年6月10日初版 角川書店発行
雑踏で賑わう吉祥寺駅前で、金田一耕助と等々力警部が、一人の青年を見張っていた。やがて、動き出した青年を等々力警部が尾行し、金田一は、見当をつけていた現場へ先廻りすることになった。青年は、一年前に不可解な事件に巻き込まれて失った記憶を取り戻そうとしていた。その事件の鍵を握る謎の女は、彼の瞳の中だけに存在するのである。今ようやく、事件の全貌が明らかにされようとしていた…。(瞳の中の女) 一篇ごとに趣向を凝らした、金田一耕助異色の事件簿。
1収録作品
霧の中の女
洞の中の女
鏡の中の女
傘の中の女
瞳の中の女
檻の中の女
解説 中島河太郎
2収録作品
夢の中の女
泥の中の女
柩の中の女
鞄の中の女
赤の中の女
解説 中島河太郎
横溝正史
1902年5月24日、神戸市生まれ。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し、32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第一回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』、『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来、今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠。
【状態】
経年劣化により強めの焼け、傷、シミ、頁に折れ跡、カバーにスレ、傷は御座いますが、通読に問題は御座いません。