天然砥石 奥殿巣入り本戸前砥石 大極上 仕上砥石 A20241129-10
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・サイズ 長さ20.0 幅8.0 高さ4.4cm(約) ※台のサイズは含まれておりません。
・重量 約1,880g※台の重量も含まれます。
端の欠けがなければ特選砥石に入れたかった砥石です。
奥殿山は巣板山とも呼ばれ、巣板層以外の層にも巣が入っている砥石が多く見られることから
江戸の時代から人気の高かった山です。その為か、残っている砥石が非常に少ないのが実情です。
この砥石は本戸前層の砥石で、僅かに敷戸前層が混じっているようです。巣が入っている為か
研磨力も強いのが特徴です。包丁であれば早砥ぎにも使える砥石です。この早砥ぎですが
プロの方は皆さんご存じですが、ご存じない方の為に付け加えさせて頂きます。早砥ぎは刃物の
切れ味が落ちた時、その場で素早く研ぐ事を指してこのように呼ばれます。ノミやカンナでは
そのまま使っても何ら問題はありません。しかし、包丁となると話が変わります。包丁を研いだ後に
食材を切ると、鉄の味がその食材に移ります。特にヘモグロビンが多く含まれるマグロ等を研いだ
直後に切ると鉄の味が強く移り、鉄臭いマグロの刺身になってしまいます。従って包丁は仕事の
終わった後に、明日の為に研ぐのが普通です。でも家庭ではそうも行きません。研いだ後にすぐ
使いたい場合はどうするかと言いますと。レモンのような酸の強いもので研いだ後をこすると包丁の
酸化が進み、匂い移りがマシになります。或いは残った野菜くずでこするのも効果的です。
奥の手は酢をティッシュに染み込ませ、それで拭いて数分置くと殆ど匂い移りはありません。
砥いだ直後に何もせずマグロを切るのは絶対にNGです。この砥石の話に戻ります。何のケチも
付けようのない大極上の砥石で、その品質は保証します。減りも少ない砥石ですので、包丁用
として使えば一生のお伴になるでしょう。
今の時期はお風呂程度のお湯を使って研ぎ進めるようにしましょう。
他にも多数ございます。お店はこちら
【乾いた状態】
【濡らした状態】
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【天然砥石の使い方】もご一読ください。こちら
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