ドルメッチ ソプラノリコーダー


2021年7月20日にテレマン楽器店さんより得た ドルメッチ1984年もの ローズウッド ソプラノリコーダーです。3管全てに同じ製造番号の刻印があります。 リコーダーのイメージを一新するような耀きを感じる明るい音色です。 吹いているうちに元気になります。 ローズウッド製です。 ソロ吹きされる方には特にお勧めです。 吹き口は修正なくそのまま吹け音色に劣化は無いですが、それなりの塗装状態です。汚れは有りません。写真参照 お手入れ時に香るローズウッド~♪希少な音色を是非ご堪能ください。442hz

(2025年 4月 3日 15時 03分 追加)
リコーダーの音色を追求されてる方に。 **参照** イギリスでバロック音楽が復活の兆しを見せていた19世紀末、ロンドンのバイオリン教師だったアーノルド・ドルメッチという人物が、古楽器の研究に取り組んでいました。18世紀半ばに時代に取り残されてしまったリコーダーでしたが、15世紀から18世紀にかけて使われていた楽器や文献、楽譜などは残されていたのです。アーノルドは自らが収集した楽器を使い、家族とともに各地でアンサンブルを楽しんでいました。 そんな中、リコーダーの歴史の転換点ともいえる小さな大事件が起こります。ある日、一家の所有する古楽器の中の、リコーダーを運んでいたドルメッチ一家の息子の一人、カールが、一家の移動中に汽車に乗り込む際、リコーダーを駅のホームに置き忘れてしまったのです。アーノルドは手を尽くして探しましたが、残念ながらなかなか見つかりませんでした。 しかしアーノルドは、幸い古いリコーダーの資料から詳細なリコーダーの設計図を作成していました。アーノルドはその設計図をもとに、自分の手で楽器を製作し始めます。これが20世紀におけるリコーダー復活のきっかけとなったのです。 YAMAHA リコーダーの成り立ち 「リコーダーの歴史~復活から現在~」より抜粋