古高取斑釉三足大香炉(桃山~江戸初期)
桃山時代・慶長19年(1614)開窯の高取焼内ヶ磯窯の斑釉三足大香炉です。
後世に水指として見立てられていますが、生まれは香炉でその大きさからみて寺院などで使用されていたものと思われます。
失透釉(わら灰)が高取独特のさわやかで綺麗な白い斑に発色しています。
やや鉄分のあるざっくりした土が使用されており、内ヶ磯窯でも早い時期の作品でしょう。
口縁に薄いニュウ(青い矢印部分)と底部に小さい窯傷を埋めたあとが見られます。(それぞれ拡大写真でご確認ください。)
水指用に古く誂えられた塗蓋が付いています。
水指や花器、香炉として多用途にご使用いただけます。
どうぞよろしくお願いいたします。
桃山~江戸初期
サイズ 高さ:10,4センチ 口径:16,2センチ(外径) 12,7センチ(内径)
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