★独SP / A.ロゼ / バッハ「G線上のアリア」& ブラームス「ハンガリー舞曲」/ 極美品!
<内容>
アーノルト・ロゼ(ヴァイオリン)による、
大変貴重なアコースティック期の録音(1909年)で、
J.S.バッハ「 G線上のアリア 」とブラームスの「 ハンガリー舞曲第5番 」。
A.ロゼ は、
ルーマニア( 正確にはモルドヴァ )出身のユダヤ系のヴァイオリニストで、
第二次世界大戦時のユダヤ人迫害により、57年間務めたウィーン・フィルの
コンサート・マスターを辞任し、ウィーン音楽アカデミーの教授となるなど、
ヴァイオリン音楽史に燦然と輝く、伝説のヴァイオリニストである!
同世代のカリスマ・ヴァイオリニスト&名教師であった、E.イザイ 曰く
「 もし、A.ロゼ(Vn)がソロの音楽活動に成功していたならば、君たちは
果たしてヴァイオリニストとして・・・ 」といったエピソードも・・・
しかしながら、A.ロゼ のソロ録音は、
殆どがアコースティック期であったため、まともな演奏を聴くことは、
ほぼ絶望的である・・・
そして当盤は、そんな彼の“最高傑作”!と断言できる究極の1枚で、
選曲も嬉しいスペシャル・レコード!!!
名曲2曲ともに、復刻盤で聴いたことはあっても、“本物を体験する”ことは
殆ど不可能なため、針を落とした瞬間の感激は・・・
実際に聴いてみると、驚くほど鮮度の高い高音質にビックリ!!!
( 電気再生でも十二分に驚愕します! )
どちらの作品も、流石はA.ロゼとため息の出る名演ばかりであるが、
取り分けバッハ「G線上のアリア」は、過剰な期待も凌駕するほど白眉の出来!
改めて、F.クライスラーの有名な録音(1904年)と比較してみたが、
はっきり言って演奏の質は全く別次元で、ウィーン・フィルの入団試験にきた
F.クライスラーを、コンサート・マスターのA.ロゼが落としたのも納得!
またコンディションについても、今回の個体は
116年前のSPとはとても思えないほど、奇跡の極美品!
ただし、世界中のヴァイオリン・コレクターが渇望する、
一生に一度出会えるかどうかの超スペシャル・レア・アイテム!!!
<曲目>
J.S.バッハ : 「 線上のアリア 」 ( A.ウィルヘルミ編 )
ブラームス : 「 ハンガリー舞曲 第5番 」 ( J.ヨアヒム編 )
( 1909年 5月 録音 )
<レコード番号>
ドイツ・グラモフォン・コンサート・レコード G.C.47972/3
( グラモフォン・コンサートの黒に金文字レーベルで、10インチのSP完全初出! )
<レコード・コンディション>
NM+
軽く100年を超える間も、大切にされてきたことが分かる、ピカピカの極美品!
( ブラームスのサイドに、僅かにこの時期特有のニキビがありますが、再生上の大きな影響はありません。)
<ジャケット>
無し。新品の白ジャケットにいれて発送します。
※ 大きな問題(誤記等)があれば、その都度丁寧に対応させて頂きますが、
基本的にノークレーム・ノーリターンでお願い致します。
<御紹介>
当方が出品しているレコードについては、全ての商品に於いて
クリーニングやメンテナンスを、時間をかけて丁寧に行っております。
そのため、カビや汚れは勿論のこと、ホコリの心配なども不要です。
落札された方は、レコードが届き次第、直ぐに再生可能です。
ですので、安心して入札して頂ければと思います。
( 盤面の外傷等は除きます。)