■■『茶道誌』・・・■■ ●●『なごみ』・・・●● **”(2009年9月・通巻357号)”** ■■『特集』・・・■■ ―”新・逸翁美術館・開館”― ●●「小林逸翁の茶の湯」・・・●● **”(約・36頁) ”** **”企画・監修―逸翁美術館”** ★明治維新後の近代日本を牽引し・破格の茶の湯を愉し んだ政財界の巨人たちを近代数寄者と呼ぶ。 三井財閥を支えた益田孝・「鈍翁」・鉄道王と称され た根津嘉一郎・「青山」・などなど・錚々たる近代数 寄者の系譜の最後を飾るのが・小林一三・「逸翁」・ である。 阪急電鉄。宝塚歌劇団などの創始者として知られる彼 が・半生をかけて蒐集した茶道具や古美術品およそ五 千点は・逸翁コレクションとして大阪・池田市にある 逸翁美術館に所蔵されている。 今秋十月・新美術館として新築開館する逸翁美術館の 名品を通じて・小林逸翁の茶の湯に迫る。 ―”香り愛でる国・香清話”― ●●「桑木地蒔絵焚香皆具」・・・●● **”文―畑正高・(香老舗・松栄堂・主)”** **”(2頁・カラー) ”** ―”魯山人・茶対”― ●●「白馬入蘆花」・・・●● **”文―梶川芳友・(何必館・京都現代美術館館長)”** **”(2頁) ”** ★「人物の値打ちだけしか字は書けるものではない。字 というものは・人物価値以上に光らないものである」。 魯山人は・創作において手習いの前に・まず人間を作 り鑑賞眼を養わなければ・優れた書は生まれないと繰 り返し説く。 自らも・執念ともいうべき探求心で・美の構築のため に努力を惜しまなかった。 「白馬入蘆花」・は臨済宗における参禅弁道のための 指南書・『碧巌録』・の公案の一つである。 純白の蘆花の野に白馬が入る情景をいい・白一色に見 えても・白馬は白馬・蘆花は蘆花である。 対句の・「銀碗裏盛雪」・同様に・不一不二にして・ 同中の異・異中の同を表す。 「類すれど斉しからず・混すれば処を知る」・と・禅 の理想とする。 個々を認めながらも一味平等の世界観を示している。 茶の古典・『山内宗二記』・に・「茶の湯は禅僧より 出たる」・とあるように・「茶禅一味」・といわれ・ 茶席の中心である床に禅語を掛けるのは・茶の湯の精 神が禅によって培われてきたことを示している。 魯山人の書は・その修練と天分によって・鋭く・強く ・しなやかである。 その線の命は・魯山人の身に迸る表現への衝動を糧と する。 この書が成す線には・織部花入に斜めに入った櫛目の 線と同じ呼吸を感じとる。 二つの優品が並ぶ床に・間禅するところなき美が現れ る。 ■発行日=平成21年9月1日。 ■発行所=株式会社・淡交社。 ■サイズ=18×25.5cm。 ■定価=800円+税。 ■状態。 ●表紙に・多少の・傷み・ヤケが有ります。 ●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが ●大きなダメージは・無く ●経年並みとお考え下さい。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!! ●全・128頁・・・!! ●特集の・「小林逸翁の茶の湯」・は・約36頁・!! ●蒐集・資料などの参考に・・・!! ●探されていた方は・この機会に・・・!! ●以下・詳細をご覧ください・・・!! ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■『特集』・・・■■ ―”新・逸翁美術館・開館”― ●●「小林逸翁の茶の湯」・・・●● **”(約・36頁) ”** **”企画・監修―逸翁美術館”** ●●「誌上再現・逸翁の茶会」・・・●● ★画依存の茶の湯にとらわれない茶事茶会を楽しんだ逸 翁。 いまは無き・「楳泉亭」・で行われた・ある日の茶会 の取り合わせを・逸翁自らが考案した茶室・「即庵」 ・で再現した。 ●「逸翁が愛した茶道具」・・・● ★自らの眼と好みを信じ・独自の茶の湯を愉しんだ逸翁。 逸翁美術館の新築開館を記念する特別展・「茶人逸翁 」・に展示される逸翁コレクションのなかから・逸翁 が愛した茶道具の名品を選び・その茶道観を明らかに する。 **”解説―谷端昭夫・(裏千家学園講師・文学博士)”** ―”機知に富んだ銘をつけて・愛用したのは呼続の茶碗”― ◆赤絵蓮華文呼継茶碗。(家光公)。 ―”近代数寄者の雄.森川如春庵に 「天下一」と称された志野花入”― ★茶道具としての志野は・香合や茶碗・懐石道具が多く 見られるが・花入はさほど多くはない。 この柑子口花入はたっぷりと志野釉がかかり・低い輪 高台を持っている。 中国の青銅器や青磁の花入などに倣った形であろう。 逸翁は志野の茶碗や懐石用具としての四方手付鉢・絵 志野平鉢を所持していたが・志野花入は伝世品が少な く・ひときわ印象深い。 ★志野独特の緋色とピンホールが現れた志野花入の名品 ・・・・・ この花入の箱書には・名古屋の近代数寄者・森川勘一 郎・(如春庵)・がその著書・『志野・黄瀬戸・織部 』・のなかで・「天下一」・と記されている。 ◆志野柑子口花入。 ・同・口部分。 ・同・箱書。 ―”「新茶道」を唱えた逸翁が 得意としたのは外国製の見立てだった”― ◆緑地草花文ガラス茶器。 ・同・部分。 ―”懐石道具へのこだわりを示す 乾山作向付の傑作”― ◆尾形乾山作・色絵龍田川文向付。 ―”近代数寄者がこぞって集めた 瀟洒かつ希少な菱馬水指”― ◆青花菱馬水指。 ・同・部分。 ・松平不昧旧藏。 ・雲州蔵帳所収。 ―”茶掛物に文人画を重用した逸翁の個性”― ◆与謝蕪村筆・「桃林騎馬図画賛」。 ―”数寄者たちによって分断された歌切を 「我国独特の珍品」・と評した国際感覚”― ◆石山切・「伊勢集断簡」。 ・同・部分。 ―”「外国に誇るに足る」・と自ら絶賛した歌仙絵。 古筆の類は近代数寄者の証として使われた”― ◆佐竹本三十六歌仙切・「藤原高光」。 ●●「拝見・逸翁の茶室」・・・●● ★一会の茶事のための空間である茶室。 そこには所有者がどのような茶の湯を目指していたの かが窺える。 逸翁は自邸・「雅俗山荘」・の敷地内に・「即庵」・ 「費隠」・など七つの茶室を設けて・数多く茶事茶会 を行い・茶の湯三昧の晩年を過ごしたという。 「雅俗山荘」・をもとに生まれた旧・逸翁美術館にも 現在遺る・逸翁ゆかりの茶室を見る。 ◆「即庵」。 ◆「費隠」。 ◆「人我亭」。 ―”コラム”― ●「大小庵と古彩庵」・・・● ●●「新・逸翁美術館案内」・・・●● ―”逸翁という人物・1”― ●●「実業家・小林一三の「文化的な生活」・・・●● **”松原徳一・(元・阪急電鉄専務取締役)”** ●小林一三が目指したもの。 ●非凡な経営者であった小林一三。 ●大衆のための・「企業と文化の融合」。 ―”逸翁という人物・2”― ●●「茶道と大衆を結び付けた逸翁」・・・●● **”文―逸翁美術館”** ●茶湯との出会い。 ●茶道と大衆を結びつける。 ●逸翁が提唱した・「簡素即茶道」。 ●●「即庵に再現された床飾りと点前座」・・・●● ★逸翁は流儀にこだわることなく・好みの道具をもって ・「総合芸術」・として茶の湯を楽しんだ。 再現した茶会が行われた楳泉亭は現存しておらず・ど のような茶室であったのかは詳らかでない。 広間の楳泉亭から三畳台目・(椅子席付)・の即庵に 移したところで・再現した道具組から風炉先・棚を除 いている。 ◆与謝蕪村筆・「石画賛」。 ◆紹鴎信楽花入・(部分)。 ・桃山時代。 ◆光悦好竹垣文釜。 ◆柿の蔕茶碗・銘・「深山路」。 ◆蝶薄蒔絵棗。 ・江戸時代初期。 ◆宗入作・黒楽茶碗・銘・「養老」。 ◆片桐石州作・茶杓・・銘・「竹の坊」。 ◆赤絵茶碗。 ・明末清初。 ◆呉須藍絵鉢。 ―”会記”― 薬師寺会・(第一二三回) 昭和二十八年・(1952)・十二月一日 楳泉亭。 ◆小間― 唐絵粟鶉図。 ◆床 ― 与謝蕪村石画賛。 ◆花生― 紹鴎信楽。 ◆釜― 光悦好竹垣文。 ◆水指― 英国・鼠地櫛目文。 ◆棚― 遠州棚。 ◆茶器― 黒地蝶蒔絵棗。 ◆茶杓― 石州共筒・銘竹の坊。 ◆茶碗― 柿蔕。 ◆ 替― 宗入黒・銘養老。 ◆ 替― 赤絵。 ◆菓子器― 呉州藍絵鉢。 ◆干菓子器―常什。 ●「芸術即茶道」・を揚げた逸翁・改心の道具組・・・● **”解説―谷端昭夫”** ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■入力のミスはご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■■入札案内・・・■■ ●状態はすべて点検済ですが、 ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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