小野珀子の作品の中では最高峰の釉裏金彩による茶碗になります。一生物かと思います。
大きさは直径12センチ 高さ7センチです。
付属品は共箱 陶歴栞 共布です。

作陶歴
大正四年
小野信吾(琥山)の長女として生まれる
昭和三十一年
父の経営する琥山製陶所でデザイン・絵付けを担当
昭和四十四年
西部工芸展 入選
珀子の号を使用
昭和四十五年
九州山口陶磁展第一位
西部工芸展 銅賞
九州毎日陶芸展 準大賞
日本伝統工芸展 初入選
昭和四十六年
西部工芸展 金賞
昭和四十八年
日本陶芸展 第一部 優秀作品賞
日本工芸会正会員
昭和四十九年
南米巡回「日本陶芸展」(国際交流基金)に出品
昭和五十一年
オーストラリア・ニュージーランド巡回「近代日本陶芸展」に出品
昭和五十四年
第五回日本陶芸展推薦招待出品
北アメリカ巡回「日本陶芸展」に出品
昭和五十六年
日本陶磁協会賞
昭和五十七年
ニューヨーク・ボストン巡回「日本現代陶芸展」に出品
昭和六十年
日本陶芸展推薦招待出品(昭和六十二年、平成元年、平成三年、平成五年、平成七年も出品)
平成四年
佐賀県指定重要無形文化財「陶芸釉裏金彩」の技術保持者に認定
平成八年
五月二十九日嬉野町にて没す