勝井三雄 『光芒』 アートカレンダー2012年より③  印刷  2003年制作  額装 【真作保証】 デジタルデザインの開拓者 勝井 三雄


日本を代表したグラフィックデザイナー 勝井三雄  の作品 です。 これは、2012年の大日精化アートカレンダーの1枚を額装したものです。
   【真作保証】  万が一真作でない際には返品をお受け致します。
   表現としてのデジタルデザインを先駆けて探究してきた開拓者 勝井三雄の絶頂期の作品です。
*勝井三雄ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を探されていた方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
 
・作家名:勝井三雄(かつい みつお)1940年-2019
・作品名:光芒 Shaft of Light Colors (大日精化アートカレンダー2012年より
・技法:印刷
・イメージサイズ:約23.5cm×約33.5cm
・額装サイズ:約45.0cm×約62.5cm
・制作年:2003
・限定数:??
※作品コンディション:作品・額、共に良好です。
画像でご確認下さい。
 
*勝井三雄(かつい みつお) 19312019
グラフィックデザイナー
1931年 東京生まれ
1955年 東京教育大学卒業後、味の素広告制作室勤務を経て、
1961年 勝井デザイン事務所を設立
2009~2012年 日本グラフィックデザイナー協会会長
2019年 逝去
武蔵野美術大学名誉教授
 
半世紀以上にわたり日本のグラフィックデザイン界を牽引してきた重鎮の一人であり、表現としてのデジタルデザインを先駆けて探究してきた開拓者でもある。ポスターやサイン、エディトリアルデザインなど、グラフィックデザイン全般を手掛けてきたほか、70年大阪万博、75年沖縄海洋博、85年つくば科学万博など、国際博覧会でのアートディレクターも務めた。
学生時代はカメラに夢中になった。色彩対比と階調を学び、モノクロ写真における光と陰のハイコントラストに興味を抱いた。その視点は、1958年のデビュー作「ニューヨークの人々」に結実する。モノクロ写真をシルクスクリーンで彩色した自主制作のポスターは、文字と写真の構成が評価され、日本宣伝美術会賞を受賞した。
60年代中頃より季刊誌『エナジー』(エッソスタンダード石油)を皮切りに、アートディレクターとして活動。デザインにおけるコミュニケーションやメディアリテラシーまで視野を広げながら、編集的見地で機能的に美しく表現するレイアウトを追求した。日本で初めてデザイナーが本格的に関わった百科事典である『現代世界百科大事典』(講談社)では、建築評論家の川添登とともに、3年の歳月を費やしデザインポリシーから活字の開発や色彩計画など、エディトリアルに関する全てを徹底的に規格化したデザインシステムを構築した。
グラフィックデザインを表層ではなく根源から見つめることを常とし、視覚言語としてとらえ直すとともに、光の現象を分析して数々の作品に投影してきた。68年、無数に描いてきたカラーパターンをもとに、色見本帳「DIC カラーガイド」(大日本インキ化学工業)が作成された。
80年代に製版の技術が化学処理からデジタル処理へ移行した際は、いち早くデジタルの可能性に目を向け、CGを始めている。デジタル空間にも質感を持つ光を求める眼差しは、カメラを追っていた時代から培われたもの。
「デジタルの持つ光の束と太陽の持つ光の空間をミックスさせ共鳴する世界を探りたい」と考えていた。
(出典:NPO法人建築思考プラットホームPLAT