漆塗り 江戸時代後期から明治期  蒔絵 菓子皿 木製漆器 古代 華鬘(けまん)の図 花飾りの見立て 珍品 アンティーク 直径16.5cm


華鬘とは、古代寺院の行事の際に、生花に見立てて壁や柱に掛けて飾った荘厳具。これを描いた菓子皿はなかなか珍しい図柄です。
華鬘は、飛鳥時代に仏教と共に伝来したそうです。実物の華鬘の多くは、金銅製の平板に透かし彫りや毛彫で草花吉祥文を描いています。
出品の図にも、華鬘の中に草花吉祥文が描かれています。また、華鬘の上部には、リアルに釣り下げ金具が見えます。
この金蒔絵の漆器は古いものですが、花まつり会やお盆、供養などに、大切に使用保管されてきたもので、古いわりには美品です。
サイズ、直径約16.5cm、高さ約2.2cm。