西郷隆盛の薩摩金判(薩摩風水金) 量目約22.3g 藩主島津家家紋 刻印「梅一輪」 勝海舟


薩摩金判は江戸開城の際に西郷隆盛から勝海舟に贈られたことで知られています。独自の風水思想にのっとって造形されているとのことです。今回の品は、左右上下の直線的な形状、両側面の連星極印、島津家家紋「丸十」の刻印など、薩摩金判の特徴を完璧に満たしています。1枚ずつ微妙に形状が異なるのは手打ちであることの何よりの証拠です。熟練の職人技が思いやられます。刻印は「梅一凛」です。薩摩藩江戸留守居役のご子孫から譲り受けました。他に種類はなく、また、量目が一定しないことで、丁銀のような秤量貨幣ではなかったかと思われます。傷や汚れなど状態についての詳細情報は画像でご確認ください。す>