完全天然 珍品 GIA 鑑別書 バイオレット ブルー カラーチェンジ パライバトルマリン 非加熱 非含浸 オールドマイン ブラジル産 ルース 0.14
※一枚目・GIA画像はかなり薄く写っています。実際はもっと濃く色がしっかり入っているタイプで、白地の上に置いて色の抜けてしまう良くない意味での透明感のあるタイプではありません
0.14ct
ブラジル産
非加熱・非含浸
(オーバル型)ダブル・カボションカット
透明石
ヴァイオレットからグリーニッシュ・ブルーに変色
以上GIA鑑別の内容です。
珍しいカラーチェンジパライバトルマリンの中でも基本カラーがヴァイオレットのレアピース。
ヴァイオレットはパライバトルマリンの色相からは外れるので、ブルーやグリーンを含むカラーチェンジストーンでなければ普通の(銅含有)トルマリンです(下記の種別をご覧下さい)が、GIAにおいてパライバトルマリンの中でもバイオレットはブルーと並んで人気のカラーとなっており、その二色のカラーチェンジストーンとなります。鑑別書にはグリーニッシュブルーとありますがグリーンはほぼ感じられない色味です。
そして、基本カラーがヴァイオレットのため非加熱の鑑定が出ています。
肉眼ではヴァイオレットの中に若干パープルも見えます。
ノーマルパライバトルマリンに飽きた、パライバトルマリンの中でもレアなカラーチェンジパライバトルマリンを超えるレアストーンを求めるコレクターにオススメ。
人工的な処理が一切施されていない、GIAによる非加熱・非含浸認定の完全な天然物パライバトルマリンです(トリートメントの欄に非加熱以外、トリートメントを示すClarity EnhancedやScan QR code for more informationの記載がない)。
最近市場に出て来る質の良いとされる古い石でも、当時(出始めたばかりのパライバトルマリンが地元でエイトリータ=エイトールの石と呼ばれていた頃。今は発見者のエイトール氏の鉱山名となっており、その産出のパライバトルマリンを指します)はインクルージョンのために評価されず非加熱のまま市場に出された青に含浸をかけたものは多いです。
含浸が出回り始めたのも既に20年以上前ですので、処理石も古い石です。
産地鑑別も、中央宝石研究所の研究レベルではブラジル産の中でもバターリャ、キントス等の産地別の分析が可能になっていますので、いずれ商業ベースに乗って来ると思います。
また、この石はわずかにプールズオブライトのような、キャッツアイのように光が内部で動く効果が見られます(鑑別には載っていません)。
珍しいダブルカボションにカットされたのはクラックやインクルージョンが多く強度が低いためではなく、低品質の不透明〜半透明石ではなく、その効果を求めてのことです。
状態は悪くなく、インクルージョンはありますが、クラックはありません。
インクルージョンも、低品質(と言ってもそれがもはや一般的な)のパライバトルマリンによくある、黒っぽかったり、宝石質とは言えない黄色や茶色、シュワシュワしていたり、キラキラを伴う白っぽい靄のようなようなインクルージョンはありません。
僅かなキャビティー以外の傷や欠けは見当たりません。
石そのものの持つ効果だけでなく、カットもかなり珍しいパライバです。
もう一つカラーチェンジパライバトルマリンを出品していますが、そちらはパライバトルマリンとは思えない透明度ですので、クラリティーはそちらに軍配が上がります。二つの石の価格差は主にモザンビーク産とオールドストックのバターリャ産の違いです。
▼成分分析値
CuO 1.5%
MnO 1.7%
▼カラット数小数点以下
0.14ct
▼種別
エルバイトトルマリン
パライバトルマリンはモザンビーク産リディコータイトも存在します。
仮にこの石がヴァイオレット単色だった場合には、GIAの非加熱トルマリンの鑑別と、含銅エルバイト・トルマリンの鑑別をもって、実質的には非加熱のパライバトルマリンを示していることになります。非加熱でネオンブルーが出ている原石もありますが、紫系を加熱することでネオンブルーが発現するためです。上記の通り、鑑別には載りませんがGIAではパライバトルマリンの色相にヴァイオレットが入れられており、ブルーと並んでヴァイオレットが人気とされています(他のパライバトルマリンではない含銅トルマリンとの違い)。そうであってもGIAではヴァイオレット単体でパライバトルマリンの認定はしていません。同系色のパープルでもパライバトルマリンからは外れているという一文が入った鑑別になります。認定しない理由は定かではありませんが、噂レベルではパープルのパライバトルマリン等は加熱で色が抜けたという話を聞いたことがあります。なので、パープルの含銅トルマリンを非加熱のパライバトルマリンとして販売されているのを見かけますが、それが加熱したからと言ってネオンブルーの発現するパライバトルマリンの原型とは限らないかも知れませんし、色抜け(モノが違うので焼き過ぎとも異なります)や破損のリスクがあるためトリートメントを施さないでパープルのままパライバトルマリンの体で販売しているのかも知れませんので少し注意が必要です。
◆注意事項
鑑別書記載事項に関しては不動です。
それに対する個人的見解は受け付けられません。
また、鑑別書記載以外の個人的見解に基づく商品説明文に関しては保証/補償出来ません。
石に関してクレームを起こしたことのある方はお取引出来ません。
ゆうパケットポストminiはルースケースに入れOPP袋+エアキャップ一重梱包、ゆうパケットプラスとゆうパックはゆうパケットプラスの箱入り。
お取引にあたっては必ず自己紹介をご覧頂き、何かありましたらご質問下さい。