【岩谷堂箪笥(いわやどうたんす)】は奥州藤原氏初代清衡公が産業を奨励した平安時代
末期(1100年代)に始まり長い年月を経て今に伝わる岩手県を代表する伝統的な工芸品。
現在の江刺市にあたる岩谷堂は、平安時代末期に平泉文化を築いた奥州藤原氏の初代
清衡が、平泉に移るまでの約30年間、本拠地としていたこともあり、鋳金や木工等の伝統
が古くからありました。
各工程においては職人に一人一人が、箪笥製造 漆塗装 金具付けにおいて責任を持ち
手作りで仕上げているのも大きな特徴です。
そんな岩屋堂箪笥より今回は、欅材の整理箪笥をご紹介させていただきます。
濃淡のはっきりとした杢目の美しい木材を使用しており、独特の雰囲気を持つ艶やか
手打ち金具との相性も抜群で、存在感があります。
伝統的な型の箪笥といえます。歴史の足跡を色濃く残し、現在も色褪せることのない
このアイテムは、日本文化の奥の深さを再認識させてくれることでしょう。
リビング、和室はもちろんの事、重厚で味のある雰囲気作り等、幅広くご活用下さい。
コンディション:中古品のため写真のように傷、汚れ等ありますがその他は全体的に美品です。
サイズ横89.5センチ奥行き45.5センチ高さ90.5センチです。
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