■作家・作品詳細
野村義照 (のむら よしてる)
1945年6月2日〜
日本画家。
日本美術院院友、
一世保存修復研究所代表顧問。
前田青邨、平山郁夫に師事
東京芸術大学で大学院保存修復科講師を務め、
最初のギリシア、ローマ旅行、以降ギリシャの古典美術を研究、
ギリシャ・イタリアを始めとするヨーロッパ諸国への取材旅行は
30数回に及ぶ。
日本のほか、ヨーロッパでも個展・巡回展を行うなど、
幅広く活躍を見せる。
略歴
1945年 6月2日、大阪府守口市生まれ
1970年 東京芸術大学日本画科卒業、
卒業制作が芸大附属資料館買上げ
1972年 第55回院展に初入選、
1973年 前田青邨に師事、のち平山郁夫に師事。
1975年 日本美術院院友に推挙
1982年 東京芸術大学大学院保存修復科講師就任(-86)
新薬師寺風景清地蔵尊修理を担当
1984年 第69回院展奨励賞
東京セントラル美術館日本画大賞展佳作賞受賞
文化庁現代美術選抜展、昭和世代日本画展
次代へ日本画展、両洋の眼-現代の絵画展に出品
1985年 第70回院展奨励賞
1986年 古文化財研究機関として一世保存修復研究所を設立、
同代表顧問に就任
1989年 3年がかりでピエロ・デラ・フランチェスカ「懐妊の聖母」
模写を完成。ローマ支庁美術館で個展
1991年 新薬師蔵「四天王像胎内経巻」の修復等、
数々の古文財の修理にあたる。
パリのバスティーユにアトリエを構える、
その後モンパルナスに移る
1992年 スペロ市において日伊文化交流アカデミーの設立に参加、
理事となる
「野村義照画集」（英仏語版）出版。
2009年 魂の原風景を描く野村義照日本画展(於、北澤美術館 長野県)
美術年鑑2017年掲載
★作品タイトル「白日 クレタ島所見」
野村義照は作品の題材として、ギリシャやローマ、
ヨーロッパ各地の遺跡などを多く扱っています。
そこには魂の根源を成す領域に分け入って、人間の有り様を
再確認する画家の意識が投影されています。
本作品は
薄灰色を基調とし繊細な色遣いと緻密な造形が、
そのまま題材の持つ奥ゆかしさとして立ち現れます。
彼のフィルターを通して、そこに在る美は静謐な形で描かれます。
静謐で荘厳な世界こそが彼の絵画であり、魅力です。
☆本作品は真作を保証致します☆
万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
■サイズ・コンディション、その他
サイズ
作品 73cm×53cm 20号
額縁 98cm×78cm
コンディション
作品は良好な状態です。
額縁は各所小傷スレ有りますがご使用に支障無い程度です。
その他
作品面に作家直筆サイン、印譜有り
額縁裏側に共シール有り
見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、
額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。
尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。
☆☆真作と模写の表記☆☆
【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。
上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスター、工芸品など)
尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆
全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。
|
|
