現在、国内で販売されているトップハンドルタイプのチェンソーではおそらくトップクラスの排気量を持つハイパワーチェンソーT540XPシリーズ。
排気量を拡大したにもかかわらず、従来機であるT540XP MarkIIよりも軽量化されたT540XP MarkIIIは本格プロ用チェンソーとして、ツリーケア、造園、樹木医といった高度な技術を持つプロフェッショナルユーザーに最高レベルのパフォーマンスと、最適化されたエルゴノミクスをご提供します。
よりスムーズな燃料制御が可能になったAutoTune3.0が搭載され、高度、温度、湿度、エアフィルターの状態など、周囲の状況に合わせて自動で燃料の量を調整、常に最適なエンジンパフォーマンスで作業ができます。
従来機のMarkIIよりも20％冷却性能を向上させた環境対応のX-TORQエンジン搭載。エンジン始動も新機構「SST(Simple Start Technology)」を搭載することにより、「初爆」の確認、チョーク操作の判断が不要で、いつでも同じ方法でエンジン始動ができます。
でっぱりの少ない滑らかなボディ形状に加え、スタートスイッチは2アクション方式を採用、樹上作業時の枝等の引っ係による誤動作を防止します。
トップハンドルはエルゴノミックスな角度付きハンドル。作業者の腕への負担を減し、握ったときのフィット感を向上させる非対称形状です。
サイドハンドルは横向きにもホールドしやすい中後傾ハンドルを採用、枝打ちだけでなく、薪作りや小木の伐採まで、様々な用途に使い易い形状です。
手袋を着用していても開けやすく、紛失も防止できるフリックアップタンクキャップやナットの紛失を防ぐ脱落防止機能、低振動化に貢献するLowVibシステム、エアクリーナーを汚れにくくし、メンテナンスサイクルを伸ばすダストフリー吸気システム、チェンの張り調整が簡単に行えるサイドアジャスター式チェンテンショナーなど、プロ機にふさわしく装備も充実。
2種類の吊り下げフック採用でガタつかずしっかりとマウントができます。
本体とスターターターハウジング部にプラスチック成形された消えることのないカラーの標準線を搭載、伐倒時に狙った方向への鋸断が行いやすくなります。
チェンブレーキは、慣性作動式を採用。キックバックによりガイドバーが跳ね上げられると自動でチェンブレーキが作動、安全性の高いブレーキシステムを搭載しています。
14インチガイドバーには錆びにくく、バー先端に内蔵されたギヤによりチェンソーへの負荷を軽減するラミネートタイプのスプロケットノーズバーを採用。先端を少し細くした形状で小型プロチェンソー用に最適化された、X-PRECSIONタイプになります。組み合わされるチェンは、ハスクバーナオリジナルのSP21G。チェンピッチが.325ながらゲージ幅か1.1mmの「細い」チェン。より細かいコントロールと速いチェンスピードが自慢のチェンです。
間伐・伐採、枝打ち、選定作業、薪作りなどなど、林業プロの方には勿論、造園業、セミプロユーザーの方にもおすすめなハスクバーナの最新技術が詰まったチェンソーです。
※AutoTune搭載チェンソーは任意の燃料調整ができません。
※AutoTune搭載チェンソーは、燃料、高度、湿度、温度、エアフィルターの状態に合わせ、自動で燃料の量を調整しますが、メンテナンスが不要になるわけではありません。
定期的なメンテナンスは必ず行ってください。