13代 酒井田柿右衛門 濁手草花紋花器 人間国宝 本人作 本物保障 共箱、共布
第13代酒井田柿右衛門の濁手草花紋花器です。ご存知かと思いますが、裏側に「柿右衛門」と染付表示で名前の入ったものはいわゆる窯物で、職人が作ったものですが、濁手と言われる独特の釉薬のかかったものは柿右衛門本人が作成したものです。13代柿右衛門は江戸初期に当時の柿右衛門が作り出した濁手という色合い(白磁であって白磁でないような独特の色合い)を再現したもので、その構成を評価され1971年、重要無形文化財(人間国宝)に指定されました。そのこともあり13代柿右衛門は現近代の柿右衛門の中でも最も高く評価されています。この作品の色使いも、伝統的な柿右衛門赤、青、緑、黄色を使い見事な草花紋が丁寧に描かれています。