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名家旧蔵の完全初公開刀の一振りとなります。
お話では約60年間ほど名家のおさまっていた一振りであり、完全初公開刀となります!
御刀は無銘の長巻直しであります。長さが2尺3寸超あり、腰のあたりからグンと反る、所謂腰反りの姿形は誠に美しい一振りであります!独特の地映りが見受けられ、御刀の様子より鎌倉~南北朝初期頃の一振りかと存じ、本作のような姿/形の御刀が重要刀剣指定となっているものもまま見受けられます。
古い御刀となりますので、経年に伴う使用感や小傷が見受けられますが、目視の限りハギレ、刃こぼれ、膨れなどはなく現状のまま鑑賞頂けるものかと存じます。
純粋なる資産売却となりますが、正真の生ぶ品であり、今後の出世が大いに期待出来る一振りではないかと存じます。
どうぞ皆様この機会をお見逃しなくご検討頂ければと存じます。
【御刀概要】
造り:長巻直し(庵棟)
地肌:板目流れ肌
刃文:互の目乱れ刃
帽子:つき上げ風となり棟よりに竪く返る
ハバキ:素銅地一重
茎:大摺上げ横鑢
【拵え概要】
鞘:黒塗磨地
鍔:木瓜形赤銅石目地海鼠透し
目貫:素銅地龍図金色絵
その他金具:赤銅石目地
柄:黒塗鮫皮着
【サイズ】
元幅 3.2cm
元重 0.7cm
重量 674.1g
砂流し・・・焼入れの際、刃中に現れる沸の働きの一つ。刃に沿って沸が線 状に連なる様を、河原の水辺の砂が流されて描かれた模様に例えてこのように呼ぶ
湯走り・・・ 日本刀の沸で、凝ってしずくのような斑点になっているもの
金筋・・・刀の刃の鍛目に添って,特に強い光を発する沸の長い曲線
棟焼・・・ 刃縁を離れて地中に及んだ飛焼が棟にまでかかっているもの。 また帽子の焼の返りが長く、断続的に下方にまで及ぶもの。皆焼調に棟まで焼かれた刃文もあるが、特に単独で棟に焼が施された場合を棟焼と称する
長さ/約70.0cm、反り/約2.2cm、目くぎ穴2個。
兵庫県より交付された銃砲刀剣類登録証が付いております。
袋付でご発送致します。
落札者様は、落札、購入後、銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、各都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要となります。必ず、所有者の変更をして頂きますようお願い申し上げます 。
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