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| 伝説のフォークシンガー高田渡を父に持ち、RAM、PUPA、YMOのサポートなど 幾多の伝説的なセッションを経て孤高の高みに達した ペダル・スティールを筆頭にマルチ弦楽器奏者、高田漣の ソロ・デビュー20周年となる2022年に前作『FRESH』から約3年ぶりに 発売された、アルバム『CONCERT FOR MODERN TIMES』です。 本作は国の重要文化財である「自由学園明日館」の講堂にて、 8人編成のバンドによるライブ形式で一発録音された作品です。 20世紀を代表するモダニズム建築家、フランク・ロイド・ライトの 設計による自由学園明日館。 その＜場＞の魔力に導かれるように書き下ろした新曲5曲に 既発曲のセルフ・カヴァー等を含む全10曲を収録です。 高田のオリジナルが５曲、カヴァーが５曲、 ちょうど半々の割合で収められています。 オリジナル曲では、この「明日館」で歌うことを前提として作られた テーマ曲のような「明日の館」があるいっぽうで、 高田の生来の読書癖を反映した「オーランドー」や 「路地裏のシーニュ」といった曲がひときわ耳を引くきます。 歌もののカヴァーでは、祖父・高田豊の曲に新たに曲をつけた「浜の宿」。 エミリー・ディッキンソンの詩篇の訳文を父・高田渡が歌にした「ブルース」。 そして、父の旧友であった佐藤“GWAN”博の長年のレパートリーであり、 高田が幼い頃から身体に染み込むように知っていた大曲 「あかんぼ殺しのマリー・ファラーについて」を取り上げています。 「建物のモダニズムが高田漣の文学性を引き出した。 名演奏家の奥に芽生えていた静謐なコンチェルトが聴ける。」細野晴臣 曲目は SIDE A 01. In A Mist 02. 明日の館 03. オーランドー 04. 赤い風車 05. 浜の宿 SIDE B 06. 路地裏のシーニュ 07. あかんぼ殺しのマリー・ファラーについて 08. ブルース 09. 昇る庭園 10. フランク・ロイド・ライトに捧げる歌 です。 ミュージシャンは 高田漣：Vocal, Acoustic Guitar, Resonator Guitar, Banjo & Mandolin 伊藤大地：Drums 伊賀航：Bass ハタヤテツヤ：Piano & Accordion 伊藤彩：1st Violin 吉田篤貴：2nd Violin 三木章子：Viola 村中俊之：Cello です。 2024/09JPOP |
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